大量死 異常な現象 疾病と感染症

インドで乳幼児たちに深刻な症状の「謎の発疹性感染症」が広がる。つけられた名称は「トマトインフルエンザ」

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indiatoday.in




 

世界中で、小さな子どもたちの「それまでにはなかった」さまざまな病気が拡大していますが、インドで、小さな子どもたちの間で謎の感染症が拡大していることが報じられています。

トマトのような赤い発疹が出ることから「トマトインフルエンザ (Tomato Flu)」と可愛らしい名称が付けられたようですが、発症したほとんどの子どもが入院する深刻なもののようで、そして、原因ウイルスについては不明なままのようです。

この病気に関しては、ウイルス検査などによる診断基準が不明なため、症状から確定診断するしかないようです。

5月6日にインドのケララ州で最初の症例が確認されて以来、症例が指数関数的に増加しているとメディアは報じています。

子どもの病気の増加については、ブラジルで、単なる風邪による乳幼児の重症患者が急増していることや、世界中で、小さな子どもたちの重症肝炎が増えていることなどを取り上げさせていただいたことがあります。

 

[記事] ブラジルでの小さな子どもたちの「単なる風邪による重症呼吸器症候群」が加速。感染が確認された子どもの数が2300%増加した病院も
 投稿日:2022年5月27日

[記事] 小児の「原因不明の重症肝炎」の報告が世界十数カ国に拡大…
 投稿日:2022年4月25日

 

あくまで私自身の見解でしかないですが、これらはすべて母親のコロナワクチン接種による子どもの免疫低下、あるいは免疫不全によるものだと思っていますが(子ども本人がワクチン接種していてなくとも母親が接種していれば、同じ後天性の免疫不全の影響を受け得ます)、まあ、コロナワクチンだけが原因かどうかはわかりません。ただ、多少であっても、関係はあると思います。

コロナワクチンによる免疫低下あるいは免疫不全については以下の In Deepの記事にあります。それが水ワクチンでない限り、「必ず起き得る」ことです。

 

[記事] コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
In Deep 2021年5月4日

 

このワクチン後の免疫不全は、エイズと同じ経過を辿ると見られますが、エイズが最終的に 100%の死に至る疾患であるように、このワクチン後の免疫不全も、基本的にはエイズと同様のものだと思っています。

確かにこういう書き方は残酷ですが、コロナワクチンの後遺症は最終的には「 100%の死に至る」と考えます。メカニズム的にそれを否定することは難しいです。

日本でもずいぶん多くの乳児のお母さんたちがコロナワクチンを接種したと思われますが、妊娠中や授乳中に接種した場合、それが「水ワクチンでなかった」のなら、今後いろいろな問題が出て来る可能性があります。

 

今はもう「甘い時代ではない」のです。

相当身構えて暮らしていないと、まずは子どもから犠牲になってしまいます。

大人はその後になると思われます。

時代の流れにただ身を任せていると、誰も生き残ることはできないです。

なお、今回ご紹介する報道の中にインドの専門家が、このウイルスについて、「手足口病」のウイルスが変異したものではないかという部分がありますが、たとえば、マレーシアでは、手足口病を発症した乳幼児の数が、「前年比 20倍」などとなっています。

 

(報道) マレーシアでの小さな子どもの手足口病の症例が前年比 20倍に (2022/05/28)

 

このマレーシアの事例と、インドの謎の子どもの病気の流行にも同じ側面があることなのかもしれません。

普通なら何でもないウイルスがコロナワクチンによる免疫不全で危険なものとなってしまうという図式です。今後も世界中でこの傾向は拡大すると思われます。

インドのトマト・インフルエンザについての報道をご紹介します。




 


インドの多くの州で乳幼児に影響を与える「トマトインフルエンザ」または「トマト熱」と呼ばれる新しいウイルス性疾患が突然発生した

Sudden Outbreak Of New Viral Disease Called ‘Tomato Flu’ Or ‘Tomato Fever’ Affecting Young Children In Many States In India
thailandmedical.news 2022/06/01

トマトインフルエンザ、またはトマト熱と呼ばれる謎のウイルス性疾患がインドのさまざまな州で乳幼児を中心に発生し、当局は警戒を強めている。ケララ州で 5月6日に最初の症例が特定されて以来、症例数は指数関数的に増加している。

現在、この病気はケララ州で 82人の乳児が確認され、さらに 176人が調査中となっている。他には、タミル・ナドゥ州で 27人の乳児で確認され、さらに 68人が調査中となっている。

カルナタカ州では 21人の乳児で確認され、さらに 92人が調査中だ。オリッサ州でも 26人の乳児で確認され、さらに 143人が調査中となっている。

確認された症例のほとんどは、5歳未満の子供だ。その子供たちのほぼすべてが地方の公共病院に入院している。民間の病院に入院している子供の数は、少なくとも、さらに 200〜 300人増えると予想されるため、まだ集計に含まれていない。

多くの医師たちが、この病気を適切に診断する方法を知らないという事実と相まって、おそらくすでに 1000以上の症例がインドにあると考えられている。

このウイルス性疾患は、体にトマトの形をした水ぶくれを引き起こすため、トマトインフルエンザと呼ばれている。トマトインフルエンザと診断された子供たちのほとんどは、発熱、発疹、皮膚の炎症を経験している。一部の子供たちは脱水症状にも苦しんでいる。

トマトインフルエンザの典型的な症状には、発疹、皮膚の炎症、疲労感、関節痛、高熱、体の痛み、膝の変色、腹部けいれん、吐き気、嘔吐、下痢、咳、くしゃみ、鼻水などがある。

このトマトインフルエンザは伝染性があることが確認されており、感染者から安全な距離を保つように当局は述べている。

現在までのデータでは、トマトインフルエンザは、物理的な接触のほかに、空気感染していることを示している。

この病気を引き起こすウイルス病原体についてはわかっていない。

バンガロールのアルティウス病院内科のダルシャナ・レディ博士は、多くの地元の医師や専門家は、トマトインフルエンザは手足口病の一種であり、それを引き起こすウイルスはおそらく広範囲に変異していると確信しているという。

現在のところ、病気を特定するための既知の診断法はない。







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