5月28日のアルゼンチンの報道より
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川や湖の水が「突然、赤く染まる」という事例をご紹介することが多くなっていますが、今度は、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに近い、ティグレという街を流れる川が一晩にして、鮮やかな赤色……というより、写真を見ますと、むしろ「血のような赤色」といったほうがいい感じの色に変わったのでした。
赤く染まったティグレの川
アルゼンチン・ティグレの場所
・Google Map
下は動画です。
https://youtu.be/OKa-WTx4cQQ
原因は今のところわかっていませんが、ブエノスアイレス当局は、「産業廃棄物的な事象」として調査をしているようです。
ただ、これまで川などが赤くなった場合に、人為的や産業廃棄物的な観点から原因が判明した事例はとても少ないです。
当たり前ですが、ある程度の規模の川が「全体としいて真っ赤に染まる」というのは、尋常なことではなく、むしろ「どのような化学反応をさせたら、人為的にそういうことができるのか」という疑問のほうが大きかったりもします。
いずれにしても、川や湖の水が赤く染まる事例は以前から起きていたことですけれど、2017年からのこの1年ほどの間は実に多く、つい最近も、5月中旬にロシアのサンクトペテルブルグを流れる川が赤く染まったことを下の記事で取りあげたことがあります。
また、過去1年くらいの川や湖などが赤くなったことを記事で取りあげた例は相当な数に上っています全部ではないですが、それらの記事をリンクさせていただきたいと思います。
どれもが、血の色を彷彿とさせる赤であることが印象的です。
2017年から2018年5月までの世界で川が赤く染まった事例の一部
・アフリカのガーナで川が突然「血の赤」に染まる (2017年10月12日)
・インドネシア・スマトラ島で川が突然真っ赤に染まる。原因は不明 (2017年8月10日)
・ベトナムの湖が一晩で赤く染まる (2017年4月2日)
・ロシア・シベリアで川の水が突如として血のような赤色に変わる (2018年2月3日)
・コスタリカで貯水地の水が驚くほど血と似た雰囲気の赤色に変色。原因は不明 (2017年8月30日)