2017年10月7日のガーナの報道より
西アフリカにあるガーナ共和国のコフォリドゥアという街を流れる川が、10月7日の午前、「突如として真っ赤」になり、住民たちによる大きな騒動が起きたことが報じられていました。
下はその様子を撮影した動画のひとつです。
https://www.youtube.com/watch?v=3Pju7GB_GxM
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この赤の色が、冒頭の報道にもありましたように「血のような色」をしていまして、そのために騒ぎが大きくなったようです。
川が赤く染まった場所は、ガーナの首都であるアクラに比較的近いコフォリドゥアという街を流れる川で、報道ではアタクパーメ川(Atakpaame River)とされていますが、どのような川なのかはわかりません。
ガーナ・コフォリドゥアの場所
・Google Map
報道での住民の表現によれば、「ほんの数分間で、あっという間に赤く変わった」のだそうです。
赤く染まった川に集まるコフォリドゥアの住民たち
スマートフォンで撮影する住民たち
川が赤く染まった原因は、当局などにより調べられているそうですが、おそらくは何かの化学物質によるものだろうと推測しているようです。
ただ、その化学物質が何で、発生源となりうる工場などの施設が周囲にあるのかどうかなどについては報じられていません。
それにしても「川が血のような赤に突然変わる」という事例が昨年から大変に多く、ピックアップもできないほどになってきました。こちらに「川が赤くなった記事の一覧」のリンクがありますのでご参照いただければ幸いです。
最近では、8月にインドネシアのスマトラ島で川が突然真っ赤に染まったことを、
・インドネシア・スマトラ島で川が突然真っ赤に染まる。原因は不明
2017/08/10
という記事でご紹介したことがあります。
2017年8月8日 インドネシアのバーボロン川
最近は数か月に1度ほどは、世界のどこかで「川が真っ赤に」染まっていますが、そのほとんどで原因がわかっていません。