2018年12月16日 7.5kmの高さの噴煙を上げるソプタン山
今年 9月にインドネシアのスラウェシ島で、マグニチュード 7.6の地震が発生し、津波などにより、少なくとも1200名以上の方が犠牲となった災害がありました。
それについては、以下の記事などを含め、何度か取りあげさせていただいたことがあります。
・インドネシア・スラウェシ島の地震と津波による死者数が「1200名」に達する。犠牲者の数は、さらに大幅に拡大する可能性
アース・カタストロフ・レビュー 2018年10月2日
この大地震の直後に、同じスラウェシ島にあるソプタン山という火山が大噴火を起こしました。
それについては以下の記事でご紹介させていただいています。
ソプタン山の位置
・Google Map
この時のソプタン山の噴火は、その時点では、近年で最大規模の噴火となり、噴煙の高さは 6キロメートルに及びました。
ところが、昨日 12月26日、このソプタン山がまたも大噴火を起こし、その噴煙の高さは、噴火直後に 7.5キロメートルを記録し、大地震の噴火のときよりさらに規模の大きなものとなっています。
2018年12月16日 噴火するソプタン山
この 12月16日には、メキシコのポポカテペトル山も大噴火を起こしたことが報じられていたり、火山の噴火の報告が多く聞かれる日でもありました。
火山活動は世界的に落ち着いているということはなく、地震活動と共に活発な時期が続いているといえるようです。