コルドバに「氷の川」が出現したことを報じるアルゼンチンの報道
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西 700キロメートルほどの場所に位置するコルドバという人口 120万を超える大都市で、激しい雹嵐に見舞われる中で、
「氷の川が出現する」
という出来事が起きています。
これは、激しい雹嵐と豪雨が交互に降ったことにより、洪水が発生し、その上を雹の氷が流れていくという、あまり見られることのない現象です。
下がその動画となります。
https://youtu.be/kX-8i7QUQsc
この日のコルドバは、各地で大変な雹が降り、多くの地域が「真っ白に覆われた」ことが SNS 等で報告されています。
9月26日 アルゼンチン・コルドバの光景
アルゼンチン・コルドバの場所
・Google Map
このアルゼンチンのコルドバという街は、去年から今年にかけて、何度も信じられないような雹嵐が発生しています。
下はその一部です。写真下のリンクは過去記事となります。
2017年10月 1メートル以上の雹が積もったコルドバの様子
・瞬間的な嵐により「15分間で1.5メートルの雹が降り積もる」という事態…
2018年2月 世界最大のサイズの雹がコルドバで記録される
もともと、このように激しい雹が降るというような場所でもないアルゼンチン各地ですが、この2年ほどは、異常といっていいほど荒れた気象が増えました。
最近はこの「雹」という気象現象の尋常ではない増加が世界中で見られますが、その度合いはますます激しくなってきているように感じます。