2018年2月10日の米国報道
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最近は南半球の荒れた天候についてご紹介することが多いですが、やはり南半球の南米アルゼンチンで、2月8日、今のところ非公式ながら、
「おそらく記録されている中で世界最大サイズの雹(ひょう)」
が降ったことが大きく報じられています。
場所は、アルゼンチンのコルドバです。
・Google Map
雹のサイズは、最大部分が 23センチということで、これが公式な報告となれば、記録されている中では世界最大となるようです。
これまでの記録は、2010年7月23日に米国サウスダコタ州で降った直径 20.32cmの雹とされています。
もちろん、これらはあくまで人により記録されたものですので、実際には知られざる時と場所でもっと大きな雹が降ってはいるのでしょうけれど、それでも、一般的に見られる雹の大きさとしては、この 20 cm クラスというのが最大級のようです。
このアルゼンチンのコルドバでは、昨年 10月にも、とんでもない雹嵐に見舞われていたことが思い出されます。
2017年10月27日 コルドバの雹嵐の後
これに関しては、
・瞬間的な嵐により「15分間で1.5メートルの雹が降り積もる」という事態が起きたアルゼンチン・コルドバの黙示録的な光景
地球の記録 2017/11/04
でご紹介しました。
雹というのは、黙示録の描写で必ず出てくる象徴的な気象の事象ですが、アルゼンチンにおいては、その量も大きさも拡大の一途を辿っています。