今度はリサイクル工場
昨年以来、アメリカで、「さまざまな施設の火災や爆発等が発生し続ける」ということが起きていました。
これは、ある程度、世界規模で起きていたこともわかってきていたのですが、昨年でいえば、主に以下のようなものがありました。
・食料関係施設の連続の爆発や炎上
・エネルギー関連施設の連続の爆発や炎上
以下は関連した記事です。
(記事)食料施設への不可解な攻撃が「世界中で起きている」ことが各国報道で判明
In Deep 2022年5月1日
(記事)偶発的な火災、破損あるいは殺処分等により操業停止となったアメリカの食品関連施設の数が「 100 」に達する
地球の記録 2022年6月29日
そして、今年でいえば、「異常な数の列車脱線事故」がアメリカで発生し続けていました。
(記事)アメリカで異常な件数で相次ぐ「列車の脱線事故」。今週だけで3回の事故が発生。どれも原因は不明
地球の記録 2023年4月19日
2023年のアメリカでの列車脱線の事故の急増は以下のようになっていまして、平年と比較して自然な増加とは思えません。
2013年から2023年3月末までの米国の列車事故数の推移 (オレンジが脱線)
Bloomberg, ZeroHedge
そして現在、アメリカにおいて、
「リサイクル工場が連続して消失している」
という事態が起きています。
8月の前半だけで 9つのリサイクル工場が連続して焼失しており、こんなことは過去になかったことだと報じられていました。
最近では、いわゆる山火事も、放火を含む人為的なものである可能性のある火災が多くなっていたりもします。
(マウイ島に関する記事)遺体安置所職員たちによれば、マウイ島の死者数は480人を超えているが、当局がそれを一切発表しないと地元の人たちが憤っている
地球の記録 2023年8月20日
(ギリシャの山火事の記事)現在のギリシャの山火事は「ほとんどが放火」と同国政府が発表
地球の記録 2023年7月31日
今起きているアメリカのリサイクル工場の連続の火災も発生要因には疑わしいものがありますが、しかし、「なぜリサイクル工場がターゲットに?」とは思います。
8月1日から起きた火災の報道と共に内容を報じていた米国の記事をご紹介します。
過去1か月間で、全米で9つのリサイクル工場が焼失した。何が起こっているのだろうか
In the past month, NINE recycling plants across the U.S. have burned down: What’s going on?
naturalnews.com 2023/08/22
地球温暖化の結果だとされる熱波と火災の急増について当局がしきりに煽る中、アメリカ全土で合計 9か所のリサイクル工場で、この 2週間、謎の火災事象が連続している。
最新の火災はフロリダ州ペンサコーラで発生し、破壊された施設から濃い黒煙が立ち上っているのが見られた。
少なくとも過去 5年間、米国のリサイクル施設でこのような事件が最大で、月に 1〜 2件以上発生したことはない。しかし、過去 30日間だけでも、9件の火災事故が発生しており、すべてリサイクル工場で発生している。
以下は、8月以降にリサイクル施設で火災が発生した場所のリストだ。
• 8月1日:テキサス州ビントンにあるビントン・スチールのリサイクル工場で火災が発生。 報道
• 8月3日:フロリダ州ジャクソンビルのリサイクルセンターで火災が発生。 報道
• 8月6日:ニューメキシコ州アルバカーキ近郊のメサデルソルにあるリサイクルセンターで火災が発生し、現場に大量のプラスチックがあったために「非常に高温で、非常に急速に」燃えた。 報道
• 8月9日:カリフォルニア州オークランドのリサイクルセンターで火災が発生。 報道
• 8月11日:マサチューセッツ州ブロックトンのリサイクルセンターで火災が発生。 報道
• 8月11日:ヒューストンのスプリングブランチリサイクル工場で火災が発生。 報道
• 8月12日:フェニックス近郊のアリゾナ州グレンデールのリサイクル工場で火災が発生。 報道
• 8月12日:ボストンのサルベージヤードで火災が発生し、ハイドパーク上空に大量の煙が噴出した。 報道
• 8月16日:フロリダ州ペンサコーラにある前述のリサイクル工場が火災に見舞われた。 報道
控えめに言っても、アメリカ全土のさまざまな場所で、数日以内にリサイクル工場が次から次へとランダムに火災を起こし全焼するのは奇妙なことだ。
昨年連続して起きていた謎の食品工場火災と同じように、人為的なものなのだろうか。
確かに今のアメリカは攻撃を受けているように見える。