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台湾南部の農村地帯で「泥火山」が突如噴火。地質活動の活溌化の予兆か

投稿日:

2019年7月8日の台湾の報道より


chinatimes.com




 

台湾南部にある屏東県(へいとうけん/ピントンけん)に「万丹」という場所があります。英語表は Wandan ですので、ワンダンと読むらしいですが、畑と水田が広がるこの地で、7月8日、「泥火山」が突然噴火したことが報じられています。

台湾・万丹の場所

Google Map

 

噴火する泥火山


Liberty Times Net


ettoday.net


Taiwan English News

下は動画です。

泥火山は水田の中から噴出したようです。

なお、冒頭のニュースに「経済への影響」という表現がありますが、どういうことかと言いますと、この場所では昨年も泥火山が噴火したそうで、その時には農作物に大きな被害が出たのだそうで、今回の噴火ではどうなるのかという意味だと思われます。

前回の噴火では、水田のコメと共に、道路も損傷するような噴火となったようですが、今回の噴火がこれからどのようになるかはわかりません。

なお、泥火山はいわゆる火山の噴火と同じ現象ではないですが、地下からの噴出現象ではありまして、過去のいくつかの例を見ていますと、「その後の地震や火山活動とまったく無縁とは言えないかもしれない」とは思います。

たとえば、ブログでは、過去に以下のようなイタリアとニュージーランドの泥火山についてご紹介したことがありますが、どちらも、その後、地質活動が激しくなっていき、それぞれの場所や周辺地域では、大きな地震や噴火などが発生しています。

連続した地震に見舞われているイタリア中部の村に謎の「泥火山」が形成され、泥の噴火が続く

ニュージーランドのタウポ火山帯にあるワイオタプで「泥噴火」が発生。近くでは同国最大級のシンクホール事象が起きたばかり

 

ですので、泥火山の事象が発生したということは、「地質活動が活発になっているかもしれない」という徴候のひとつだと考えることは、それほど的外れではないと思われます。

台湾も環太平洋火山帯であると同時に、比較的大きな地震が多い場所ですが、日本から台湾あたりでの地質活動の推移が注目されるところかもしれません。







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