6月24日 ロシアのバルナウルの空に広がるスーパーセル
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スーパーセル(超巨大積乱雲)という現象そのものが以前はとても珍しい現象で、世界のどこであれ、そうそう出現するようなものではありませんでした。
ところが、最近の世界の天候の状況では、スーパーセルが出現することについては、それほど珍しいことではなくなりつつあります。
このブログでも、短期間の間に世界で集中してスーパーセルが出現した時にはまとめて取りあげることがありますが、その機会も多くなっていまして、今ではスーパーセルはすでに「異常な現象」とも言えなくなっているのかもしれません。
それでも、以前はまったく出現することがなかった地域に出現する「信じられないような巨大なスーパーセル」の光景は、やはり圧倒されます。
日本時間の 6月24日(現地時間6月23日)に、ロシアのバルナウルという街に出現したスーパーセルも、そのようなものでした。
6月24日 ロシア・バルナウルのスーパーセル
・THE GROUND OF APOCALYPSE OVER BARNAUL
バウナウルという街は下の場所にあります。
ロシア・バルナウルの場所
・Google Map
場所や緯度などからは、スーパーセルのような気象の事象とは無縁のような位置には見えます。
下の動画は SNS に投稿されていたものです。
https://youtu.be/7IR5UFfcaxM
夏が近づいたとはいえ、今年はスーパーセルの出現がかなり多いように思います。
6月に入ってからだけでも、下の2つの記事を書かせていただいています。
最近の特徴は、やはりこれまでスーパーセルのような事象とは無縁だったドイツやフランスなどのを初めとするヨーロッパ各地でも頻繁にスーパーセルやマイクロバーストのような事象が起きていることです。
これから先のことはわかりませんけれど、直近でいえば、ロシアもヨーロッパもまだまだ天候に関しては荒れた状態が拡大していきそうな感じです。