5月18日のアルゼンチンの報道より
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南米の気象は各地で昨年以来、大荒れですが、特にいわゆる南緯 33度線のあたりにある大都市の周辺では、見ようによっては奇妙な気象現象が頻発しています。
南緯 33度線のあたりというのは、チリだとサンティアゴやコンセプシオン、アルゼンチンだと、ブエノスアイレスやロサリオ、コルドバといったような街ですが、今回は、ブエノスアイレスで、印象的な様相をしている竜巻が出現しました。
アルゼンチンの各メディアで報じられていましたが、 SNS にもたくさんの画像が投稿されていました。竜巻と報じられていたその現象は下のようなもので、見ようによっては何となく奇妙にも見えるものです。
2018年5月18日 ブエノスアイレスの上空の竜巻とされたもの
下はその様子が撮影された動画です。
動画を見ていてわかるのは、「回転がとても遅い」ということで、
「これは本当に竜巻?」
というような気もしないでもないですが、報道などでは一斉に竜巻だと伝えていますので、そういうことになるのかもしれません。
いずれにしても、空中で何か「異様な大気の渦巻き現象」が起きたということは確かのようではあります。
ブエノスアイレスという街では、この1年間くらいの間だけでも、以下のような気象現象をそれぞれご紹介したことがあります。写真下が記事へのリンクです。
2017年8月14日 ブエノスアイレスの上空から来た何か
・アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの上空で「大気圏の外から突入してきたもの」の正体は?
2018年4月22日 ブエノスアイレス近郊に出現したスーパーセル
・アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊に出現した驚くべき「空と雲の様相」
このあたりの空に出現する光景は、単なる悪天候というような概念を超えて、最近は「異様」ともいえる姿をしている気がします。
これまでのこの地域で起きた現象の写真を全部組み合わせれば、ちょっとしたSFの世界のごときとなりそうでもあります。