5月17日 クロアチア・パグ島に集中豪雨をもたらしたシェルフクラウド
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この春は、北半球で全体として荒れたスタートをしている感じがあり、本来ならこの季節に起きるようなものではない激しい嵐などに見舞われる地域が多くなっています。
特に今年はヨーロッパの悪天候がとても際立っているように思いますが、それは今なお継続しています。
少し前に、以下の記事で「世界中に出現するキノコ雲」について取りあげたことがありました。
今回は、荒れた天候の象徴でもあるスーパーセル(超巨大積乱雲)や、ダウンバースト(マイクロバースト)、あるいは嵐などをもたらす巨大な棚雲について、ヨーロッパとアメリカの、この数日間のいくつかの光景をご紹介したいと思います。
これらの雲が出現したということは、実際に天候も激しく荒れていたことを意味します。
かつては、ここまで激しい空模様は1年に何度か現れるかどうかといったものだったような気がしますが、今では、少なくともヨーロッパやアメリカののどこかでは毎日、あるいは1日のうちにさまざまな場所で出現しています。
そういう天候の時代に突入しているということを改めて実感します。
ここからです。
2018年5月中旬のヨーロッパの米国に極端な気象をもたらした雲の数々
5月15日 米ニューヨークに嵐をもたらした雲
5月14日 セルビア・ムラデノバツのダウンバースト
5月18日 米ミネソタ州セントポールでのマイクロバースト
5月15日 ブルガリア・プレヴェンのスーパーセル
5月13日 ドイツ・ダッハウの棚雲
5月14日 米国コロラド州のスーパーセル
5月15日 米テキサス州サンコ市のマイクロバースト
・Sanco, Texas, USA , 2018 - 05 - 14
5月17日 イタリア・ジェノヴァのダウンバースト
5月19日 米国カンザス州でのマイクロバースト
5月15日 ドイツ・バイエルンの棚雲
・Gewitter und Landschaften - bei Andreas Feichtmeier