5月9日 クロアチアのラゼに出現したキノコ雲
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普通の感覚では、北半球では「 5月」というのは、範疇としてはまだ春でありまして、落雷、竜巻、スーパーセルというような激しい気象の事象が頻発する時期ではないです。しかし、最近の記事などでもご紹介しているように、今年はとても早い時期から世界の気象がとても不安定です。
特に、この4月の終わり頃からの日本でいえばゴールデンウィークのあたりから世界中の気候はムチャクチャに荒れていまして、その中で頻発していますのが「キノコ雲」あるいは、そのように見える現象です。
いろいろなパターンがあり、冒頭のクロアチアのような積乱雲の場合もあれば、下のギリシャのように、おそらくダウンバーストなどの非常に激しい悪天候によってつくられたものもあります。
5月9日 ギリシャ・オレスティアスの悪天候の空に出現した光景
この数日間だけで、世界中で出現したキノコ雲、あるいはそのように見える空の事象をまとめてご紹介させていただこうと思います。
なお、昨年も以下のような記事でめ、世界各地にキノコ雲が出現していたことをご紹介したことがありますが、これは夏から夏の終わりの出来事でした。積乱雲が出やすいその時期なら、理解できるのですが、今はまだ春ですからね。
昨年と比べましても、今年は非常に早い「キノコ雲シーズン」の訪れとなっているようです。
そして、ほとんどの場合は、これらの雲は荒れた気象と共にやって来ます。
ここからご紹介させていただきます。