大量死 戦争の時代

「バフムトの陥落は1週間以内」とポーランドの機関が発表。ウクライナ兵への大規模な撤退命令も確認される

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warnews247.gr




 

バフムトへのすべての援助団体の立ち入りが禁止される

この数日のうちにいろいろな状況が発表されています。

ポーランドの軍事分析機関は、

「 1週間以内にバフムトは陥落する」

と報じたとが伝えられ

米ニューヨークタイムズ等が、ウクライナの広報担当者からの情報として、

「バフムトへの民間人や援助団体の立ち入りが全面的に禁止された」

ことを報じたことが伝えられています。

またアメリカの USAトゥディも、「ロシアの攻勢が始まっている」とした内容を報じています。

これらは、この特別軍事作戦を通して珍しいことで、これらのメディアを含めた欧米、そして日本の大手メディアは、一貫して「ロシアが劣勢」として報じ続けていました。

そういう報道規制が各社に通達されていたのだと思いますが、ここに来て「ウクライナ劣勢」と報じ始めたのは、ウクライナ軍がもう本当にどうにもならなくなっているということを意味しているのかもしれません。

最近、以下の記事などでとりあげましたけれど、実際には、ウクライナ軍はすでに組織としてほぼ壊滅しており、今後も体勢が復活する可能性はあまりないと見られます。

 

[記事] イスラエルの諜報機関 (モサド)の情報統計はすでにウクライナ軍は、ほぼ壊滅していることを示しており、終結が近い模様
 In Deep 2023年2月9日

 

また、バフムトから多数のウクライナ兵が、撤退命令が出ていないのにも関わらず逃げ出していることが報じられています(敵前逃亡)。こちらに翻訳があります

その間、ウクライナの大統領はのんびりヨーロッパに出かけ、そして言うことは相変わらず「武器をよこせ」ばかりですが、

「ついに NATO が本格的な兵器の枯渇に達した」

ようです。

NATO のストルテンベルグ事務総長自らが述べています。 ウクライナでの兵器の消費に、欧州などでの生産がまったく追いつかなくなったのです。

つまり、数ヶ月単位程度の先のウクライナ軍の反攻の展望も消えかかっています。

現在の状況というのは、実際には世界中の軍事専門家たちの予想通りになっているというだけの話でもありますが、今後、ロシア軍は加速していくと見られます。

軍事メディアの記事をご紹介します。




 


ウクライナ当局がポーランドとアメリカに通知。「バフムトは 1週間で陥落する」「民間人のバフムトへの立ち入りは全面禁止」

warnews247.gr 2023/02/15

米ニューヨークタイムズは、ウクライナの当局者が、医療および人道支援チームは、ただちにバフムトから去るように命じたと報じ、ポーランドの分析では、バフムトは 1週間で崩壊する可能性があると強調した。

 

我々は、双方の報道を確認した。

実際、ウクライナ軍の撤退は過去 24時間で徐々に始まっている。

情報によると、ウクライナ傭兵部隊は 3日前 (2月12日)にクラマトルスクの方向に撤退し始めたことが確認された。

ロシアの情報源では、ウクライナ軍のザルズニー将軍が、バフムトからさらに 5,000人の兵士を段階的に撤退させるよう命じたと報告した。

なお、合計 12,000人のウクライナ人兵士がバフムトに残されている。

次の大きな戦いは、ウクライナ兵が防衛要塞を強化している Chasiv Yar で行われると見られる。

報道では、アメリカ人医師のピート・リード氏が、バフムトからの人道支援部隊と住民の避難中に被弾したことを英テレグラフ紙が報じており、これは、ロシア軍がバフムトの奥深くまで進軍していることを示している。

ロシアの ATGM ミサイルがリード氏の車を直撃したが、その生死の状態は伝えられていない。米フォックス・ニュースによると、リード氏は米海兵隊の退役軍人で、アフガニスタンにもいた。

 

ウクライナ当局はバフムトへの立ち入りを禁止

ニューヨークタイムズの報道によると、ウクライナ軍は 2月12日から、救援団体と民間人がバフムトに入ることはできなくなると発表した。

報道によると、「ウクライナ軍は、街頭での戦闘のリスクがあるため、支援団体の市内への立ち入りをこれ以上許可しない」と発表された。

ウクライナ軍は、バフムトの支配を維持し、軍隊に補給し、負傷者を避難させることができると主張しているが、市の立ち入り禁止は、完全な撤退への前奏になる可能性がある。

現在、ロシア軍正規兵と民間軍事会社ワグネルの傭兵の両方を含むロシア軍は、バフムトを 3つの側面から取り囲んでいるようだ。市内にアクセスするために使用している道路はロシア軍の攻撃を受けているとウクライナ軍は述べている。

バフムトへの支援団体のアクセスを閉鎖するという決定は、ウクライナ軍が、バフムト川の西岸の近隣地域など、この数か月間は比較的安全と見なされていた地域でさえも保護できないことを示唆している。

これは、ロシア軍がバフムトの占領に近づいていることを示すもう 1つの兆候かもしれない。

ロシア国防省は 2月12日、ロシア軍がバフムト北端にあるクラスナ・ゴーラの村を占領し、さらに都市に向かって前進を続けていると発表した。

 

ポーランドの分析では「あと1週間で陥落」

2月12日までの戦場の評価で、ポーランドに本拠を置く分析グループである Rochan Consulting は、最近の北と南からのロシアのバフムトへの前進に注目し、バフムトは今週にも陥落する可能性があると述べた。

ウクライナ東部軍司令部のスポークスマンであるセルヒー・ツェレバティ大佐は2月12日のインタビューで「バフムトは敵の攻撃の焦点であり、状況は危機的である」と述べた。

しかし、この日の時点では、「バフムトは今なおウクライナの支配下にある」とも述べた。







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