少し前に以下の記事で、アジア各国で、最近になって感染拡大の状況に歯止めがかからなくなっていることをご紹介しました。
さあ、アジアのパンデミックが2021年7月から始まった
投稿日:2021年7月14日
今回は、アジアに限らず、世界のいくつかの国から、感染が急拡大している国や地域の状況をグラフでお伝えします。また、今回は、「それぞれの国のワクチン接種率」のグラフも合わせてあります。
コロナワクチンの本当の効用をご覧いただけると幸いです。
何か他の見方もあるのかもしれないですが、変異種という概念を適用しようが、どんなロジックやレトリックを用いようが、少なくとも私にはワクチン接種が進めば進むほど、感染状況が悪化しているようにしか見えません。
いくつかの国の新たな感染確認数と人口におけるワクチン接種率の推移
フィジー (ワクチン接種率39%) 感染確認数は3ヶ月前の750倍に
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ポルトガル(ワクチン接種率61%) 感染確認数は3ヶ月前の5倍に
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マレーシア(ワクチン接種率31%) 感染確認数は3ヶ月前の5倍に
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インドネシア(ワクチン接種率15%) 感染確認数は3ヶ月前の9倍に
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モロッコ(ワクチン接種率31%) 感染確認数は3ヶ月前の4倍に
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アイルランド(ワクチン接種率63%) 感染確認数は3ヶ月前の3倍に
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なお、ヨーロッパでのワクチン接種率のトップであり、世界でもトップクラスとなる 87%のワクチン接種を誇るマルタの現在の状況は以下のようになっています。
感染確認数は、1ヶ月前の約 200倍となってきています。
マルタ(ワクチン接種率87%) 感染確認数は3ヶ月前の4倍に (1ヶ月前との比較だと約200倍)
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他の多くのワクチン優等国でも比較的似たような推移が見られ、いよいよ本格的なパンデミックが始まったという予兆があります。