千島列島での火山の噴火を伝える米国の報道
噴火の瞬間
環太平洋火山帯では、相変わらず活発な火山活動が続いていますが、千島列島(クリル諸島)のパラムシル島という島にあるエベコ山という火山が、8月13日に大噴火したことが報じられていました。
パラムシル島というのは、日本語表記では「幌筵島」とするのだそうですが、この島の存在は、正直知りませんでした。
千島列島・パラムシル島の場所
・Google Map
このパラムシル島には、Wikipedia によれば、 5つの火山があり、そのうちのエベコ山が今回噴火した火山です。
千島列島のパラムシル島にある火山
・チクラチキ山 (日本名:千倉岳)
・フス山 (日本名:後鏃岳 / しりやじりだけ)
・ロモノソフ山 (日本名:冠岳)
・カルピンスキー山 (日本名:白煙山 / しろけむりやま)
・エベコ山 (日本名:千島硫黄山)
なお、このパラムシル島の人口は約 5000人だそうですが、最近は、島を去る人が多くなっていて、人口が減り続けているようです。
千島列島では、今年 6月にも、ライコーク山という火山が 95年ぶりに噴火したということを以下の記事でご紹介しました。
千島列島のライコーク火山が95年ぶりに大噴火。噴煙の高さは1万3000メートルに達する。そして、これは「まったく前兆のない」噴火だった
日本と比較的近い場所での環太平洋火山帯の火山活動は、相変わらず活発で、これが日本列島のほうにも関係してくるのかどうかが気になります。