2019年8月14日 メキシコ・ポポカテペトル火山
メキシコのポポカテペトル山は、今年の 6月以降、大変に活発な活動を繰り返していまして、大規模な噴火をたびたび起こしていることは、以下のような記事で、取り上げさせていただいていました。
7月には、24時間で 14回の噴火を発生させるという劇的な活動となったことを、こちらの記事などでもご紹介しましたが、その活動がさらに激しくなってきているようです。
8月14日、ポポカテペトル山は、以下のような活動を見せたのでした。
2019年8月14日のポポカテペトル山の活動状況
・24時間で 160回の蒸気とガスの噴出
・24時間で 16回の噴火
・9時間におよぶ火山性微動
噴煙は、最大で 7キロメートルにまで昇ったと報告されています。
メキシコ当局は、ポポカテペトル山への入山規制を続けていますが、登山、あるいは、撮影の目的を含めて、多くの人が、ポポカテペトル山へと入山しているようで、この日の噴火の際にも、噴火の間近で撮影している人の投稿もありました。
8月14日 噴火のすぐ近くを通行する登山者たち
下は、その様子が撮影された動画です。
https://youtu.be/pRb2dIjQQAg
こういう噴火中の火山に近づいていく人々がたくさんいると報じられていました。
まあ・・・一般的には、活動中の火山に登るのはやめたほうがいいですね。
いずれにしましても、ポポカテペトル山の活動は、いまだに活発なままと言えそうです。