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厚生労働省の人口動態統計速報での日本の7月の出生数は前年比 -8.3パーセント。人口全体の死亡率は 4.8パーセント増加

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-8.3%の可否

9月28日に、厚生労働省の「人口動態統計速報」がリリースされていました。

7月分の人口動態の統計です。

人口そのものは順調に減少幅を増加させていまして、日本の人口の自然増減は、昨年同月比で 4万9472人の減少となっていて、減少幅は、前年の同じ統計より 1万1513人多くなっています

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厚生労働省

 

今年 1月から 7月までの全体の人口動態は、44万1743人の人口減少で、昨年の同時期と比較して、7万9869人多い減少幅となっています。

そして、気になる「出生数」に関しては、以下のようになっていて、前年の同じ月との比較で、-8.3%となっていました。


厚生労働省

 

数字としては、以下のようになります。

・7月の日本の出生数は、前年同月比で、-6,167件 (-8.3%)

・今年1月-7月の日本の出生数は、前年同期間比で、-26,254件 (-5.5%)

となっています。

1月-7月の期間全体が -5.5%なのに対して、7月は -8.3%、となっていて、「時間と共に状況が改善していない」ことがわかります。

また、7月の「死産数」は、前年同月比 -3.4%と、昨年より減少しているのですが、

・出生数が、6,167件減っている

のに対して、

・死産数の減少は 46件

というところがあり、解釈が難しいところです。

それでも、減少しているとはいえ、出産されている方々がいらっしゃるのは喜ばしいことです。

 

なお、韓国も 7月の人口動態を発表していましたが、

「出生数は前年同月比 -8.6%減」

となっていまして、日本と比較的似た数値でした。

(報道) 韓国の出生数は前年同月比 -8.6%。80ヵ月連続で出生数が減少。韓国の少子化対策予算はすでに40兆円 (2022/09/28)

 

しかし最近はこういう「出生数が -8%減少」ということを当たり前のように感じてしまっている部分がありますが、本来なら、「通常ではあり得ない変化幅」ではあります。

以下の記事にありますような大きな数値に見慣れたせいかもしれません。

 

[記事] 台湾の出生率が前年同月比 23%減少 (In Deep 2022年6月28日)

[記事] ハンガリーの出生率が前年同月比 20%減少 (In Deep 2022年7月7日)

 

それでも、日本も韓国も、現状では、出生数の減少幅は 10%以下となっていますので、(十分に問題だとはいえ)このままであるならば、多少は常識的な近未来予測もできます。

しかし、「仮に」ですが、

「時間の経過と共に、この数値が悪化していったら」

という懸念は常にあります。

それと共に、生まれた赤ちゃんたちの健康状態に関しての懸念も完全に払拭することはできません。

 

[記事] 妊娠されている方々が知ったほうがいいと強く思ういくつかのこと
 In Deep 2021年8月18日

 

最近、以下の記事で書かせていただきましたように、お母さんの接種は、「すべて赤ちゃんに伝わる」ことが、日本の研究でわかっています。

 

[記事] 日本の研究で、コロナワクチンを接種した妊婦さんの赤ちゃんに「中和抗体が大量に移行する」ことが確認される (ということは感染増強抗体も…)
 In Deep 2022年9月26日

 

今年の冬にもあるかもしれない次のコロナ感染の拡大、あるいはその次の年に、あるいは数年後など……いつか来るかもしれないコロナの感染拡大などの時に、その赤ちゃんたち(一部ではありますが)が獲得してしまった感染増強抗体がどのように作用するのかは今は誰にもわかりません。

なんでもないかもしれないですし、何かあるのかもしれません。

先行きが不透明な時代が続きます。







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