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終末的動員…:ウクライナがついに「手足を失った人たちや片目の失明者などの重大な障害を持つ人たちを徴兵する」ために法案を改正

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2023年12月25日のウクライナの国内報道より

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もはや末期的…

普通の観念では少し信じがたいような、ウクライナ軍の動員に関する法案の改正に関する報道がなされていました。

それによると、新しく改正される「動員に関する大規模な法案」は、

「身体に障害を持つ人たちへの動員(徴兵)が含まれる」

というものでした。

報じていたのは、ロシアによるプロパガンダ報道等ではなく、「ウクライナ国内の報道」です。

報道によると、以下のような人たちも軍に動員される可能性が出てきたということです。

新しい法案で、軍への動員を「免除されなくなった」グループの一例

・片方の肺または、片方の眼球が欠如している人

・両側の難聴をもつ人

・手が欠損してているか麻痺している

・四肢(手足)が欠損、あるいは麻痺している人

・頭蓋骨の重大な欠陥、脳の拍動をもつ人

・手の4本の指のすべての指骨が欠損している人

・手に指がない人、大腿部または下肢の断端に指がない人

・先天性または後天性の股関節脱臼、または重大な機能障害のある片方の股関節をもつ人

・心臓に人工弁を持つ人

・片方の腎臓が欠如しており、もう一方の腎臓に病理がある人

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もはや終末の様相を呈していますが、ウクライナは、2023年 9月には、

「精神疾患、神経疾患、HIV患者等に動員命令」

を出しています。以下の記事にあります。

(記事)絶望の局面:ついにウクライナ軍は、従来兵役を免除されていた精神疾患、神経疾患、HIV患者等にも動員命令。そして「学徒動員」もほぼ確実に
地球の記録 2023年9月4日

そして、今回ついに、「身体に重大な障害を持っている人たちも動員の対象にした」ということになります。

また、最近、NATOの元将校が「ウクライナは1日あたり800人の兵士を失っているという」と発言したことが伝えられています。

(記事)ウクライナは1日あたり800人の兵士を失っているという元NATO将校の主張
BDW 2023年12月22日

これは死者と、戦闘能力を失うほどの負傷をした兵士たちを含む死傷者の数です。もちろん実際の正確な数はわかりません(ロシア側の分析では、ウクライナは 1日 600人失っているとしています)。

いずれにしても、ウクライナの戦線状況は、過去のどんな戦争にもなかったような悲惨で終末的な展開を辿っています。

そろそろこの戦争を止めないと、世界の戦争史上でも類を見ない非人道的な災害に発展しかねません。

いずれにしても、戦争は最終段階に入ったようです。

ウクライナの報道をご紹介します。





新しい動員の方法。最初に軍隊に入隊するのは誰になるのか:役人、警察官、そして、障害者

Мобілізація по-новому. Хто першим потрапить до армії: чиновники, поліцейські чи люди з інвалідністю
enovosty.com 2023/12/25

動員に関する大規模な新たな法案は、第 1群と第 2群の障害がある場合にのみ、健康状態に基づいて兵役を免除するものとなっている。

この法案では、手足を切断した人たちも軍隊に加わることができる

焦点は、なぜ軍の採用に対してこのような急進的なアプローチが必要になったのか、そしてそれがどのような影響を与えるのかを理解することにある。

準備中の動員に関する法律草案は、ウクライナ人に対する新たな任務を規定している。12月21日、ウクライナの国会議員マリアナ・ベズグラ氏はフェイスブック上で、今後提出される文書からの論文を公開し、その内容から、個人データを明らかにし、健康診断を受けるために全員が軍事委員会に出頭する義務があることを明らかにした。動員に対する「限定的適合性」のカテゴリーはなくなる。

第1障害グループと第2障害グループには、勤務の延期と動員免除の権利が与えられるが、第3障害グループは、草案文書に動員免除について記載されていないため、自動的に軍勤務に適切であるとみなされる。

現在のウクライナ法第23条「動員訓練と動員について」では、障害者は動員中に徴兵の対象にはならないと規定している 。

現在の法案では、障害者は、障害の程度によりグループ分けは特定されていない。

しかし、ウクライナ大統領が新しい法律に署名すれば、すべてが変わるだろう

軍事専門家たちは、ウクライナの内務省組織だけで 最大 30万人がいると指摘した。この省からいくつかの軍事旅団が自由に編成される。

これほど膨大な数の治安部隊や職員がいる中で、なぜ障害のある人たちを軍に採用するのかという疑問が生じるが、まだ誰もこの問いには答えていない

 

四肢切断、片目、難聴などの第3障害グループはどのようなものが含まれるか

新しい法案では、障害は、3つのグループにわけられる。そのうち、兵役の免除がなくなった第3障害グループは、以下のような状態の人たちとなる。

 

・片方の肺または、片方の眼球が欠如している人

・職業病、職業上の障害、または軍傷に起因する実質的な失明。家庭内での怪我や病気の後の片目を失明した人

・両側の難聴をもつ人

・手が欠損してているか麻痺している

・四肢(手足)が欠損、あるいは麻痺している人

・頭蓋骨の重大な欠陥、脳の拍動をもつ人

・手の4本の指のすべての指骨が欠損している人

・手に指がない人、大腿部または下肢の断端に指がない人

・先天性または後天性の股関節脱臼、または重大な機能障害のある片方の股関節をもつ人

・甲状腺の完全切除手術をした人

・心臓のに人工弁を持つ人

・片方の腎臓が欠如しており、もう一方の腎臓に病理がある人

・乳腺疾患により女性の両側の乳房を切除した人

 

この傾向から判断すると、ウクライナでは明らかな重度な障害を持つ人だけが軍への勤務に不適格と認められることになる。

軍事環境における第3グループの障害は「軽い」と考えられているが、彼らが前線に送られる可能性は低い。

戦線の後方でのみの任務となるだろうと、軍事法の分野の弁護士、エフヘン・ズルナジ氏は説明する。

「第3障害グループの人たちは、会計、事務員、または倉庫労働者などになると見られます。問題は、軍法と障害の概念をどのように整理するかです。このような人々の仕事量は、個別かつ具体的に規定されるべきです」と弁護士は注意を喚起する。

上記に加えて、 第3障害グループの人たちの場合は、弾薬を運んだり、塹壕を掘ったり、兵士のために食事を準備したりする任務につきことができる。







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