英国国家統計局が 12月21日に発表した数字によると、オミクロン感染率の比較として、
「ワクチンを 3回接種した人たちのほうが、接種していない人たちより 4.5倍高い」
という数値を示していることが報じられていました。
以下は、そのグラフを日本語化したものです。
英国国家統計局のデータよりグラフ化したオミクロン感染率の比較
ons.gov.uk
データ数値をグラフ化したオリジナル記事は、Daily Sceptic という海外メディアの記事ですが、その後、サイトがダウンしてしまい、サイトの全ページに以下のように書かれています。
> 残念ながら、サイトがダウンしています。これは非常に深刻な問題であり、修正に1、2日かかる場合がありますので、ご容赦ください。これは悪意のある攻撃の結果ではなく、ハードウェアの障害であると考えています。 (dailysceptic.org)
元データのある英国国家統計局の該当ページは以下です。
英国、COVID-19感染調査:COVID-19の検査で陽性となった人でオミクロン株と互換性のある結果をもたらすことに関連する特徴
Coronavirus (COVID-19) Infection Survey, UK: Characteristics related to having an Omicron compatible result in those who test positive for COVID-19
先ほどのグラフにわかりやすく比較の数字を載せますと、以下のようになります。
つまり、「回数を打てば打つほどオミクロン株への感染率が飛躍的に高くなる」ことがわかります。
これも一種の ADE 効果かもしれません。
最近の以下の記事で書きました最近のヨーロッパなどの飛躍的な感染数の急増の原因が何となくわかるような気がします。
アメリカとヨーロッパでのこの数日の異常な感染数急増の理由は?
投稿日:2021年12月24日
これらの感染者急増の原因は「 3回目の接種」の増加であるようです。それだけが原因のようです。未接種の 4倍以上になるわけですから、今後、過去の 4倍、5倍の感染者数になっても不思議ではありません。
また、ブースターショットが感染拡大の原因でしたら、感染拡大を止める方法も存在しないですので、今後ブースターショットが進むにつれて、さらに感染数の急増は続くと見られます。ブースターショットが始まっている日本や韓国でも、そのうち同じ結果となっていくとも考えられます。
このことを取り上げていた海外の報道を短くご紹介します。
3回接種者は未接種者より、オミクロンの検査で陽性となる可能性が4.5倍高いことが英国政府の数字で判明
Tripled Vaxxed 4.5 Times More Likely to Test Positive For Omicron Than Unvaxxed
summit.news 2021/12/22
国家統計局を通じて英国政府が発表した数字によると、ワクチンを3回接種した人々は、ワクチン接種を受けていない人々よりも、オミクロンの検査で陽性となる可能性が 4.5倍高くなっている。
この数字はまた、2回のワクチン接種者が未接種者よりもオミクロンに感染する可能性が 2.3倍高いことを示している。
このデータはオミクロンがワクチン免疫を効果的に回避していることを裏づけているかもしれない。
グラフを掲載したメディア Daily Sceptic は、データから「現在のオミクロンの発生は、主にワクチン接種間の流行であり、接種を受けていない人ではなく、2回および 3回接種された人によって引き起こされている」と結論付けた。
それにもかかわらず、英国保健大臣は、ワクチン未接種の人々に対し、「未接種者は社会に与えている損害について考えなければならない」と攻撃している。