大量死 戦争の時代 異常な現象

この冬、またも中国で著名人の急死が相次ぐ。心臓突然死が多い模様

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この死の波が中国製ワクチンと関係しているのかどうかは不明

1年ほど前、中国がゼロコロナ政策を撤廃した前後の期間というのは、中国で非常に多くの著名人、共産党員、芸術家たちなどが死亡していた時期がありました。

なぜ、著名人、共産党員、芸術家たちなどかというと、「訃報が出されたり記事になるのは、そういう著名人たちだけだから」です。

ですので、当時、中国の一般の人々がどのような状況だったのかは、まったくわからないままでしたが、昨年 8月、英国の医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)が、

「2023年の最初の3ヵ月だけで、中国でコロナで死亡した数は 150万人にのぼる」

という推計をした記事を出していました。

(記事)2023年の最初の3ヵ月だけで「中国でコロナで死亡した数は150万人にのぼる」と計算した記事が英国医学誌BMJに掲載される
地球の記録 2023年8月2日

論文の計算の方法からは、ある程度は、この論文にある数字と似たような数字になっていたことは間違いないとは思いますが、中国政府や当局から死亡数についての公式な発表は、ほぼなかったですので、実態はわかりません

ともかく、1年くらい前の中国では、「大量死」が起きていたと思われる時期があったようです。以下は、当時の著名人の死者のリストの一部を示したものです。

(記事)中国共産党関係の高官と著名人たちの夥しい数の訃報 / 2023年1月18日版
地球の記録 2023年1月18日

 

そして、今、

「また死の波が中国を襲っている」

ようです。

以前とは異なるのは、著名人の訃報で「突然死が大変多い」ことです。特に、心不全などの心臓関係が多いです。

今回は、最近亡くなった中国の著名人について記事にしていたエポックタイムズの記事をご紹介させていただきます。昨年同様「一般の人たち」の状況はわからないままですが、ただ、一部のメディアは、中国の人々に取材などをしていて、たとえば、以下のように述べていることが伝えられたりしています。

NTD TV の報道より

…1月2日、上海市民のミンさんは NTD TV に対し、最近上海では感染者が多く、突然死が続いていると語った。

上海在住のミンミンさん:「義理のいとこがいるのですが、心臓の状態があまりよくないようでした。一度助けに行きましたが、その後退院しました。しかし、病院から戻ってきた後、彼はソファに座ったまま不可解な死を遂げました」

ミンさんは、最近子どもだけでなく、多くの大人も突然死していると明かした。

ミンさん:「突然死がたくさんあります。外を歩いていると、新型コロナウイルスで家族 3人が亡くなったという女性に会いました。私たちのコミュニティでも、私たちの建物でも、つい昨日も 1人が死亡しました。私たちの下の 3階の人でした。火葬されました」

ntdtv.com 2024/01/03

これが本当ならば、「一般の人たちの間にも、突然死が広がっている」ということも言えるのかもしれません。

 

まあ……。

中国のコロナワクチンは、mRNA タイプではなかったのですが、仮に、この突然死の連続が中国コロナワクチンに起因しているのだとすれば、

「中国ワクチンも結局ダメなものだった」

ということになりそうです。

それにしても、現在の現象が示していることは、脂質ナノ粒子を使わないタイプのワクチンでも、スパイクタンパク質だけで十分に心臓にダメージを与えられるということなんでしょうか

そのあたりは何ともいえませんが、私自身は、脂質ナノ粒子そのものと、マイクロRNA というものの存在が、心筋炎の大きな原因だと思っていますので(どちらも mRNA タイプのワクチンだけに含まれるか、大量に生成されるもの)、釈然としない部分もないではないです。

いずれにしても、圧倒的な人数が中国製ワクチンを接種した中国の今後もまた、あまり明るいものではないのかもしれません。

ここから、エポックタイムズの記事です。





中国が、12月に著名人の突然死が相次いでいると報告

China Reports Wave of Sudden Deaths Among Public Figures in December
Epoch Times 2024/01/02


2023年1月14日、上海の葬儀場で、伝統的な白い葬儀服を着て愛する人の写真を掲げる会葬者。

 

1年前、中国の公人や著名人の死亡者数の急増が世界的な見出しを飾ったが、2023年12月、30代半ばから 65歳未満の著名人の死亡が再び目立って報告されている。

中国本土各地の住民たちはエポックタイムズ中国語版に対し、この現象は近年さらに一般的になっていると語った。

 

トップの専門家たちも

12月21日、中国航空工業総公司(AVIC)は、副チーフデザイナーの崔吉多氏が 56歳で「残念ながら病気のため亡くなった」と発表を行った。

崔氏は北京航空航天大学で航空機設計を専攻し卒業した。彼は成都航空産業研究所の飛行制御室で 20年間働いてきた。2019年12月に、AVIC の無人機 (UAV) システムの副主任設計者に就任した。

近年、中国共産党は、台湾が実効支配する島々で台湾兵士に対する嫌がらせに無人機を繰り返し使用している。中国の指導者、習近平氏は、無人航空機のインテリジェント戦闘能力の開発を加速したいと考えている。専門家たちは、無人ドローンが台湾海峡で紛争が発生した場合に配備される最初の兵器の一つになると考えている。

ドローン技術の屋台骨だった崔氏の突然の死は、中共の軍事技術の研究開発にとって大きな打撃となっているとみられている。

12月19日夜、上海交通大学非常事態管理学院の常務学部長で国際公共関係学院の教授でもある范波氏が 48歳で急死した。

范氏は、中国共産党のハイレベル人材特別プログラムにおける哲学と社会人材の第一人者であり、多くの賞を受賞している。

范氏の生徒たちは中国メディアに対し、范氏は亡くなる前には基礎疾患はなかったと語った。彼は 11月25日に体調が悪くなり始めた。7日後には生徒たちに教えることができないほど状態が悪化した。彼の健康状態は急速に悪化し、2週間以内に亡くなった。

CCTV の著名な総局長で著名な書道家でもあるルー・ジャンジュン氏が 12月16日に 56歳で上海で死去した。彼の勤務先は「(死因は)機密情報である」として死因の公表を拒否した。

それにも関わらず、中国の報道によると、関係者はルー氏が心臓発作で死亡したが、亡くなる前は健康状態は良好で、心血管疾患の兆候は見られなかったことを明らかにした。

12月16日、高分子材料の著名な専門家である周光源氏が吉林省長春市で 51歳で死去した。公式の死亡記事では死因については言及されていない。

周氏はポリマー材料の制御合成を専門とし、国防科学技術産業委員会の研究プロジェクトなど、多くの重要な科学研究課題を指揮してきた。

彼は 1件の米国特許を含む 49件の特許を取得した。彼は、トップ科学雑誌に約 40件の学術論文を発表している。

12月15日、センスタイム社の創設者であり、中国の人工知能の第一人者であるタン・シャオウー氏の突然の死は、先月最もセンセーショナルなニュースの 1つだった。

中国の「AI ユニコーン」として知られるセンスタイム社は、全国規模の広範な監視システムを構築することを目的とした中国共産党のスカイネットプロジェクトの原動力だ。同社は中国の銀行や警察向けに AI を活用した顔認識ソフトウェアも開発している。

2021年12月、米国政府は中国共産党によるウイグル族イスラム教徒弾圧に顔認識技術を提供したとしてセンスタイム社を「中国の軍産複合体企業」のブラックリストに追加した。

タン氏は比較的若くして亡くなった 3人目の AI 専門家だ。

1年以上前、タン氏の元同僚の主任 AI 科学者で、メグヴィル・テクノロジー社ディレクターのスン・ジャン氏が 2022年6月14日に 46歳で突然死した。

メグヴィル社は、ディープラーニングベースの画像分析および認識テクノロジーを提供することで知られる新興企業で、アリババが支援している。

 

その他の死亡者

12月25日朝、北京理工大学経済学部財政学科講師のパン・ウェイ氏が病気のため 34歳で死去した。

彼の主な研究は、財政および税制改革、付加価値税の分配、地方政府の債務管理に焦点を当てていた。彼は、国家社会科学基金のプロジェクトや、哲学と社会科学における教育省の主要な研究イニシアチブに参加した。

中国本土の金融メディアで著名なルオ・チー氏が 12月24日、重度の肺炎のため 36歳の若さで死去した。ルオ氏はファースト・ファイナンシャル社に勤務し、その後、新浪金融の香港支局長を務めていた。彼女は香港証券取引所でも働いていた。

12月17日、揚州大学文学部教授で博士指導教員でもある劉永剛氏が急病のため 54歳で死去した。彼の主な仕事分野には古典文学の研究が含まれており、国家社会科学基金から資金提供を受けたプロジェクトを主導していた。

雲南省西双版納出身のインターネット有名人のトン・ファン氏が、12月19日に原因不明の病気のため 37歳で急逝した。

彼女は亡くなる前日もソーシャルメディアで活動し、ファンと交流したり、新しい動画を投稿したりしていた。12月18日夜に突然の痛みに襲われ、イブプロフェンを服用したが痛みは治まらなかったという。彼女は病院に向かう途中で亡くなった。

元共産党書記長で山西省フェンジュグループ会長の李秋熙氏が 12月15日に 63歳で死去した。フェンジュグループは中国酒の製造・販売を行う大手国営企業だ。

12月14日、ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメント社の副ゼネラルマネジャーで金融界の大物デュ・ハイタオ氏が走行中に心臓発作で死亡した。彼は 49歳だった。

黄河科学技術大学の学長兼教授である楊学梅氏が 12月13日、突然の心臓発作により 53歳で死去した。

北京に住む 有名な香港の女優、キャシー・チョウ・ホイメイさんが、12月11日に心停止のため 57歳で突然死したと伝えられている。

公安省特別サービス局の緊急対応ユニットの副主任である王偉氏が、12月7日夜、心不全のため 57歳で北京の病院で死去した。彼の死のニュースは、1週間後の12月13日まで一般には公表されなかった。







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