欧州の子どもの過剰死がさらに拡大中
超過死亡率について正確なデータを発表し続けているヨーロッパの過剰死の状況が大変なことになっていることは、何度かとりあげています。
[記事] ヨーロッパの過剰死が止まらない。EUの公式統計サイトも「異常」と述べる
地球の記録 2022年9月27日
これは、ヨーロッパだけの話ではないと思われますが、EU は、過剰死について詳細なデータを提示してくれているためにわかることでもあります。
以下は 7月までの EU の超過死亡率マップで、茶色が 15%以上、赤が 10-15%の上昇を示した国です。
2022年7月のヨーロッパの超過死亡率の平年比
ec.europa.eu
しかし、データを詳細に見ていますと、高齢者の死よりも、
「子どもの年齢層の過剰死の率が拡大している」
ことが示されています。
以下の In Deep の記事などで取りあげています。
[記事] 超過死亡率データを見て思う、緩慢に進む子どもたちのジェノサイド
In Deep 2022年8月25日
最新の EU のデータでも 0歳から 14歳の超過死亡がさらに拡大し続けていることが示されています。
2022年第40週までの EU の 0歳から14歳の超過死亡数の推移
euromomo.eu
最近、海外のメディアが、 EU の統計サイトのデータから、「平年 (2017年- 2021年までの平均)の過剰死と比較したグラフ」を掲載していました。
それによれば、2021年から 2022年の 0歳-14歳の超過死亡率は、
「平均値で 8倍に達していた」
ことがわかりました。以下がそのグラフです。
このように比較すると、かなりのものとなっていることがわかりますが、しかし、これからの冬、子どもに発生しやすいかもしれない抗体依存性増強 (ADE)、あるいはインフルエンザなどの通常の感染症も流行しやすい季節となり、そして、欧州の多くは、エネルギーの問題を抱えています。
国によっては、冬の室温設定さえも政府から定められようとしています。
[記事] スイスの新エネルギー条例では、冬の室内温度を19℃以上にした場合、最大45万円の罰金と最大3年間の懲役に。エネルギー警察による戸別室温チェックも検討中
地球の記録 2022年9月9日
この若い世代の超過死亡がどうなるかの予測はできませんですが、楽観できる状況ではないようには見えます。