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ハワイのキラウエア火山の噴火は複数箇所で溶岩が流出し、森林と住宅街を延焼しつつ範囲を拡大中。地震の数は1000回を超える

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ハワイ島の住宅街を横断するキラウエア火山の溶岩


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日本での連休中、ハワイのキラウエア火山が噴火し、同時に M6.9の地震が観測される中で、現地では非常事態宣言が出されていることを 5月5日の以下の記事でご紹介しました。

ハワイ:キラウエア火山の噴火により非常事態宣言。複数の噴火は1951年以来。噴火の翌日にはマグニチュード6.9の地震も発生

その後、キラウエア火山の噴火は拡大しています。正確には活動が拡大しているのかどうかは定かではないのですが、終息はしておらず、少なくとも被害は拡大しているのです。

5月6日 噴火するキラウエア火山


CBS News

複数の場所から溶岩が各所に流れ出しており、道路や住宅街にも溶岩が流出している光景が数多く撮影されています。

ハワイ島の道路を流れてくるキラウエア火山の溶岩


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下は動画です。

https://youtu.be/Ir3CrnRQ0h0

当然ながら、溶岩の猛攻に対抗できる方法などはなく、道路や住宅が少しずつ溶岩に飲み込まれるのを観測できるだけです。

溶岩の炎に襲われる家屋


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場所がハワイ島ということで、大変多くの人たちによって撮影、あるいは「実況」されていますが、しかし冷静に考えれば、今後「どのように噴火の影響が拡大していくのか」ということに関してはわからない面もあり、下のような行為は場合によっては危険になることもあるかもしれません。

キラウエア火山の溶岩の状況を撮影、実況する人々


H.I.S Survival


Honolulu Civil Beat

アメリカ地質調査所(USGS)・ハワイ火山観測所は、5月6日に会見を開き、

「噴火がいつまで続くのかは予想はできません。さらに被害が拡大する可能性があります」

と述べていて、今後の状況についての予測は存在しないようです。

また、ハワイでは、5月6日にマグニチュード 6.9の地震が発生していますが、キラウエア火山の噴火以来のハワイ島の地震の発生は下のような状況になっていて、「非常に活溌」だといえます。

5月6日までの1週間のハワイ島で発生したすべての地震 (1005回)


USGS

地震の発生範囲がやや広く感じるのが気になるところですが、今のところは地震も終息しているわけではないようです。

噴火の影響はさまざまに広がっていまして、日本人観光客も多いハワイ火山国立公園も閉鎖されていますし、今後も噴火の拡大次第では影響が広がる可能性もあります。

今後どのようになっていくのかはキラウエア火山しか知りません。







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