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中国で「辰年、辰月、辰日」の三つの龍が重なる日に、七色の太陽の暈(ハロ)が出現

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2024年4月10日正午 中国・深センにて

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龍と白虹

中国や日本には「干支」の概念があり、今年が辰年(龍の年)であることは知っていましたが、月や日にも干支があるのですね。

今年 2024年4月10日は「辰年、辰月、辰日」の日だったのだそう。龍が 3つ重なった日ですね。

さらには、「辰刻(辰の時)」という時間もあり、その時は、龍が 4つ重なった刻ということになるそうです。

この 3つの龍が重なるこの日、中国の深センや香港などで、太陽の暈(ハロ)が目撃されたことが報じられていました。

太陽の暈自体は珍しいものではなく、過去にも取り上げたことがありますが、ただ、一般的に、太陽の暈は「氷の結晶に光が反射して起きる」現象ですので、このような暖かい季節に明確なハロが見られるのは、やや珍しいかもしれません。

 

太陽の暈は、中国語では「白虹」と呼ばれるそうで、「不吉な前兆」として知られているのだそう。

宋代の歴史書には、「七重の暈が出現したとき、世界が滅びる」という記述もあるのだそう。

今回の中国の暈も七重くらいでしたが、まあしかし、太陽の暈はいつでも光の層(虹のように色の違いで示される)が重なっているものですので、七重の暈も、出るときは出るとは思います。

「白虹」といえば、日本語の言葉そのものの「白い虹」も、いくつかの解釈はあるとはいえ、一般的には不吉な前兆とされているようです。

白い虹は、令和の天皇陛下のご即位の礼があった 2019年10月22日に、富士山の前面に出ていたことが思い出されます。

2019年10月22日 即位の礼の日に富士山の前面に出現した白い虹

山中湖観光情報

2019年の「即位の礼の日に富士山に出現した白い虹」という In Deep の記事にあります。

この 2019年10月の直後に、中国武漢で新型コロナウイルスが見出され、世界はパンデミックという状態に突入しました。

中国本土で、巨大な太陽の暈が出たことについての中国語報道です。





辰年、辰月、辰日に、深センと香港に「太陽暈」の光景が出現した

龙年龙月龙日 深圳香港惊现“日晕”奇观
ntdtv.com 2024/04/11

4月10日に、最初の「辰年、辰月、辰日」が到来した。この日の正午、珍しい「後光」の光景が深センの空に現れた。

Screenshot

中国の干支の伝統的なルールに従って、この年、月、日、時を「辰年、辰月、辰日、辰刻」と呼ぶ。 4月10日午前 7時から午前 9時まで、「四龍時間」(4つの龍の時間)とも呼ばれる、その、今年最初の「辰年、辰月、辰日、辰刻」を迎えた。

その辰刻後の正午頃、珍しい「太陽の暈」現象が香港、深セン、恵州上空に現れた。

インターネットに投稿された動画や写真によると、その日に太陽ハロが発生したとき、太陽を囲み空にかかる七色の虹が見えた。太陽の暈の色は内側から外側に向かって赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫となり、その見事な光景は多くの人々を驚かせた。

 

「日暈」は中国では不吉の前兆

古代中国では、「白虹」とも呼ばれる「日暈」は、さまざまな色や形の太陽の暈がさまざまな兆候を表していた。

宋代の歴史書にはこうある。

「半分の暈は幸運を意味する。黄色の暈は幸運を意味する。黒色の暈は災害を意味する。緑色の暈は兵士と貴重な穀物を意味する。赤色の暈はイナゴを意味する」

「三重の暈は、軍隊の勃興を意味する。四重の暈は、大臣の反乱を意味する。五重の暈は、軍隊と飢餓を意味する。六重の暈は、戦争と追悼を意味する。七重の暈は、世界が滅びることを意味する」







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