異常気象

米国防省にかつて存在したサイキック部隊の元少佐がフランスで行方不明になっていた2歳の子どもの遺体を遠隔透視で発見したという報道

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2023年に子どもが行方不明になった際の捜索隊とボランティアたち。




米国に「諜報庁」があった頃

これは、昨年フランスのアルプスで起きた 2歳の男の子の失踪事件に関係する話なのですが、ご紹介しようと思いましたのは、タイトルにあります「遠隔透視部隊の元少佐」という方に関して、ずいぶんと以前にお名前を聞いていた方であるためでもあります。

エド・デイムス少佐という方なのですが、2020年の元旦の In Deep 「そういう意味では2020年は終末の年であるのかもしれないし」という記事で、少し取り上げています。

2020年1月1日の In Deep より

1970年代のアメリカに、国防省の指揮下の組織である「諜報庁」というものが当時あり、そこに、「遠隔透視(リモートビューイング)部隊」というものが実際に存在していました。当時、米スタンフォード大学に「超能力に関する研究」を行っていた機関があり、その機関と共に 1990年代まで研究が続けられていました。

しかし、米ソの冷戦が終わったことで、リモートビューイング作戦を継続する意味がなくなり、1995年にアメリカ国防省から遠隔透視部隊は消滅しました。この遠隔透視部隊の情報作戦将校だった人に、エド・デイムス少佐という人がいて、その後も、リモートビューイングの指導なんかを行っているようですが、この人が、

「遠隔透視は、場所は比較的わかるが、時間を限定することが極めて難しい」

と述べていたことがあります。

indeep.jp

このエド・デイムス少佐については、もうすでに 15年前の記事となりますが、2009年4月のヤスの備忘録の記事に詳しく書かれています。

当時存在していた遠隔透視部隊を率いていたのが、デイムス少佐でした。

それで、久しぶりにお名前を聞きましたので、取り上げてみようと思った次第です。

 

なお、報道を読みますと、子どもの遺体が見つかった場所は、

「過去に、捜索隊とボランティアたちと捜索犬が何度も探した場所」

だったそうです。

その際に見つからないで、今見つかるというのはおかしいというような話でしょうか。

以前、アメリカの元警察官のデビッド・ポーリデス氏という人が、アメリカ全土での 2000件の行方不明事象を調査して、その中の「非常に不可解な事例」を取り上げた著作を出版したことがありました。

なんとなく、そのことも思い出しました。

それについては、8年前の以下の記事の後半にあります。

アメリカの行方不明者たちのいくつかで共通している「異常に不可解」な事実から推測できる「全世界に広がる失踪システム」。目的や方法は不明
 In Deep 2016年6月23日

どこからどう考えてみても、「この世は奇妙だ」としか思えない、さまざまな事例が多数出ています。

今回のフランスの事件は、失踪した子どもが生きて助かることがなかったことは残念ですが、ここから英国サン紙の記事です。





元CIA遠隔透視者が、行方不明の幼児エミール・ソレイユちゃんの遺体が発見された場所を特定したと主張

Ex-CIA psychic claims he identified area where missing toddler Emile Soleil’s body was found & immediately told police
THE Sun 2024/04/01

フランスを震撼させている謎の事件で、元 CIA の遠隔透視者が、2歳児の遺体が発見された地域をどのように特定したかをサン紙に語った。

2009年の映画『ヤギと男と男と壁と』のきっかけとなった極秘プロジェクトに参加していたエド・デイムズ少佐は、「リモートビューイング」を使って現場を追跡するのに 2日かかったと語った。

この悲劇的な事件は、エミール・ソレイユちゃんが昨年 7月、牧歌的な風景が広がるフランスアルプスの村落ル・ヴェルネで姿を消したことから始まる。

74歳のデイムズ少佐は、 12月に警察に送った電子メールを見せ、エミールちゃんは、現場のすぐ隣の畑に「位置している、またはその近くにいる」と述べていた。

「 2日かかりました。これは重大な事件であることを分かっていましたので、緊迫感が高いものでした」と付け加えた。

デイムズ少佐は、CIAと米国陸軍の合同サイキック情報部隊の作戦・訓練担当官として、超常現象で物事を探るスキルを磨いた。

現在は廃止されたこの部隊の取り組みは、ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガーなどが出演した映画『ヤギと男と男と壁と』に影響を与えた。

エミールちゃんの頭蓋骨は骨とともにオーシュ渓谷でハイカーによって発見された。

この地域は少年が最後に目撃された場所からわずか 1マイル(1.6km)強の距離にある。

フランソワ・バリク市長は「近くの小道を定期的に利用する人たちがいます。私も先週利用しました。ボランティアの捜索者たちは確かにそこも捜索したはずです。憲兵たちと捜索犬もおり、そこでエミールちゃんを見逃すはずはないと思うのですが」と述べた。

「秋にはそこで伐採も行われました。しかし、木こりの人たちも何も見なかったのです。不可解な出来事です」

 

「呪われた村」

失踪したとき、両親が休暇をとっている間、エミールちゃんは祖父のフィリップ・ベドヴィニさん(58歳)に預けられていた。目撃者は、エミールちゃんが家を出て徘徊したと思われる当時、ベドヴィニさんは家の外で木を切っていたのを目撃されている。

ベドヴィニさんは元修道士で、結婚するために修道士を辞めた。

今月初め、彼が勤務していた学校での歴史的な児童虐待に関する積極的な刑事捜査の一環として、2018年に取り調べを受けていたことが明らかになった。

彼は「やや厳しい」身体的規律を与えたことは認めたが、法律に違反したことはないと主張したと言われている。

彼と妻はエミールちゃんの母親マリーを含む 10人の子供を育てた。彼女と夫のコロンバン・ソレイユ氏も、極右の政治的背景を理由に警察の捜査を受けている。

2015年、このル・ヴェルネ村は、自殺傾向の治療を受けていた副操縦士によってエアバスA320が墜落し、 150人が死亡した現場となった。

2008年には、ル・ヴェルネ村のカフェの店長が客によって殺害された。ある住民はこう語った。「ル・ヴェルネ村が、まるで忌まわしい村のように感じることがあります」







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