中国の広東省で「幼稚園に男が侵入し、刃物で 6人を殺害した」という報道がなされていました。
中国共産党の公式報告書では、死亡した 6人が幼稚園児だったかどうかなどについて言及していないですので、詳細はわからないですが、子どもも亡くなったことは確かなようです。
まあ、最近は、日本でも殺傷事件というのか、わりと陰惨な事件が実は多いですが、中国でも過去 1ヵ月くらいで、いろいろと起きているようで、新唐人電子台は、以下のように伝えていました。
新唐人電子台の7月10日の報道より
中国共産党の統治下、中国本土では凶悪な殺人事件が多発している。
6月30日、江西省贛州市玉都県で地元家族の子ども3 人が殺害される殺人事件が発生し、そのうちの最年少は生後数カ月だった。
6月30日、山西省臨汾市の後牧駅で男が男女を刃物で刺し、1人が死亡、1人が負傷する事件が発生した。男は警備員たちに取り押さえられた。
6月28日、山西省運城市で、家族間の争いを理由に男が妻と生後3か月の息子を殺害し、義母を切り刻んだ。翌日、地元警察は男性が川に飛び込み自殺したと発表した。
6月23日、遼寧省大連荘河市で 6人が死亡する殺人事件が発生した。53歳の容疑者ワン・モウボは、家族の些細な出来事により、兄、義理の妹、甥、甥の妻、甥の2 人の子どもを殺害した。
6月13日未明、天津市北城区宜興埠にある宜通園15号館で、駐車場の争いが原因でエンジニアが近隣の家族 3人を殺害する殺人事件が発生した。
6月7日、遼寧省瀋陽市黄谷区の青果市場で男が複数の女性を刃物で殺害する殺人事件が発生し、3人が死亡、1人が負傷する惨事となった。
このように荒れている理由や根本的原因は、ひとつではないでしょうけれど、太陽活動の激化も多少は関係しているかもしれません。
［記事］ 太陽黒点平均値がサイクル24を上回る中、フランス、そしてベルギーへと拡大する若者たちの「戦争じみた暴動」
投稿日：2023年7月2日
いずれしにても、今後も暴力的な社会の状況は続く、あるいは拡大していきそうでもあり、さまざまな面で注意深くある必要があるのかもしれません。
広東省の殺傷事件について、新唐人電子台の報道です。
広東省の25歳の男が幼稚園でナイフで 6人を殺害、1人が負傷
广东25岁男子在幼儿园持刀行凶 致6死1伤
NTD 2023/07/10
7月10日、広東省湛江市連江市衡山鎮で殺人事件が発生し、6人が死亡、1人が負傷した。報道によると、刃物を持った容疑者が幼稚園で襲撃事件を起こし、逮捕されたという。
連江警察は、10日午前7時40分ごろ、連江市衡山鎮で故意の傷害事件が発生し、6人が死亡、1人が負傷したと発表した。その後、呉茂傑容疑者（男性、25歳、連江市在住）が逮捕された。
しかし、中国共産党の公式報告書は呉容疑者の動機や具体的な詳細については言及していない。
同紙によると、広東省連江市の住民は、ナイフで武装した何者かが幼稚園で襲撃事件を起こしたと報告した。子供 1人と大人 2人が負傷し、ドアのところで地面に倒れた。衡山鎮の関係部門職員は、事件が起きた今朝、容疑者は逮捕されたと回答した。
報道地元のによると、事件が起きた地元の幼稚園の門で、一人の若者がナイフで襲いかかり、バッテリーカーが押し倒され、地面には血だまりがあったと目撃者たちが語った。犯人は復讐をした疑いがあり、死傷者には、教師や親子も含まれていたと発表された。
報道によると、10日午前7時ごろ、幼稚園に男がやって来て、その後、男が幼稚園内で犯罪を犯し、多くの教師や生徒に被害が出たと関係者がインターネット上で速報した。
別のネットユーザーは、死亡したのは大人 2人と子供 4人で、もう 1人の大人は子供の祖母だったと述べた。
中国本土のネットユーザーたちは「早朝に人を殺すなんて」「状況はどうなった？ 亡くなったのは誰？」「幼稚園の門にいるのは全員子供だ」「子供を殺すという選択をするなんて」などと投稿した。
「凶悪な犯罪だ」「何という憎悪、憎しみ、それは極端すぎる」「今、人々はあまりにも敵意を持っている。そして今年はそのような事件がたくさんある」「今の社会の何が間違っているのか？」「復讐社会だ」など多数の投稿があった。