噴火前のクラカタウ火山と噴火後の現在の様子
インドネシアのクラカタウ火山が昨年末から激しい噴火を繰り返していることは、これまで何度かお伝えさせていただいていますが、その噴火のすさまじさがさらに明らかとなってきています。
それは冒頭にある写真があらわしていますように、「噴火で山体の大部分が吹き飛んでいた」のです。
先週の記事、
・クラカタウ火山:年末の巨大水蒸気噴火で新たな活動の段階に。それは突き上げる「怒りの拳」のような…
では、地球観測衛星から撮影されたクラカタウの光景をご紹介いたしまして、それは以下のような変化を示していました。
人工衛星が撮影したクラカタウ火山の噴火前と噴火後
・BBC
衛星からの写真でも、地形が変化している様子がわかっていたのですが、実際に、「山そのものが吹き飛んでいた」ことが明らかとなったのでした。
2019年1月に撮影されたクラカタウ火山の現在
今現在は、活動が小康状態となっているために、このような写真を撮影することができたようですが、クラカタウ火山の活動そのものが収束したとは言えないようで、1月9日にも、下のような壮絶な噴火を起こしています。
2019年1月9日のクラカタウ火山の噴火
火山活動は世界中でますます活発になっていまして、クラカタウ火山の活動も今後さらに活発になっていくのかどうかが注目されています。