10月12日のインドの報道より
ここのところ、暴風雨に関しての報道が多いですが、今現在、世界はちょっと異常な感じで、詳しいところは他の記事で書かせていただこうと思いますが、「世界で4カ所ほどが同時に暴風雨に見舞われている」のです。
アメリカは、In Deep の記事
・「地球の破壊の局面」を強く想起させる、アメリカ史上最強のハリケーンが描く地獄絵図
でふれたハリケーン、そしてカリフォルニアには別の暴風雨が上陸しました。
そして、中東は、以下の記事、
・イラン北部で過去数十年間で最大の雨量による黙示録的な洪水が発生
でふれましたサイクロン。
さらに、ヨーロッパは、
・地中海に浮かぶ有数の観光地であるスペインのマヨルカ島で前例のない激しい洪水が発生。死者行方不明者は20名以上に
などでふれました地中海発の悪天候により、フランス、ギリシャ、スペインなどで大きな被害が出ています。
そして、インドは、10月12日までに「サイクロンの直撃」を受けました。
インドがサイクロンの直撃を受けること自体は珍しいことではないのかもしれないですが、その被害は大きく、暴風による建造物の破壊と大洪水が各地で発生しているようです。
10月12日のインド東部の各地の様子
このサイクロンでは、インド東部のアーンドラ・プラデーシュ州が最も大きな被害となり、他にオリッサ州、西ベンガル州でも被害が出ています。
サイクロン「ティトゥリ」で被害を受けているインド東部の三州
・Google Map
なお、このサイクロンの名称は「ティトゥリ (Titli)」で、これはヒンディー語で「蝶」を意味するのだそうです。
台風にしてもハリケーンにしてもサイクロンにしても、可愛らしい語源も多いですが、その被害の様相はどれも拡大していくばかりです。
それにしても、世界中で暴風雨がこんなにシンクロしているのは珍しいことです。