9月25日 米国フロリダ州サラソータの夕暮れの光景
先日、下の記事で、アルゼンチンのブエノスアイレス近郊のピラルという街で「乳房雲」と呼ばれる雲が、空全面を覆った光景をご紹介しました。
その数日後、アメリカのフロリダ州のサラソータという海岸に面した街の夕暮れに、このブエノスアイレス近郊のものよりも激しそうな乳房雲による「赤い光景」が広がったことが SNS に投稿されていました。
フロリダ州サラソータの場所
・Google Map
この雲の巨大というか、壮大さは下の写真でわかる部分があります。写真下の小さな影が「人」です。
こういう光景が昔からあったのかどうかに関しては、乳房雲にしてもそうですが、こういう迫力のある雲は、少なくとも 21世紀になってから非常に増えたという感じがあります。
きちんとした統計はわからないですが、スーパーセルやこの乳房雲のように、上空の大気の状態が極限に荒れた時にのみ発生すると考えられる雲が増えたのは、実際に荒れている気象も関係するのだと思います。
見た目にも迫力があるこれらのような雲ですが、見た目だけではなく、実際に迫力のある気象をも現しているものであるようです。
今後はさらにこういう光景が増えていくのですかねえ。
この日のフロリダ州の空の光景を何枚かご紹介したいと思います。