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「太陽活動極小期の磁気嵐」の中で世界中で出現するオーロラたち

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2019年4月9日 ロシアのコミ共和国に現れた紫と黄色のオーロラ


Igor Trier




 

先日、以下の記事で、久しぶりに太陽に巨大な黒点が発生して、現在、地球方向に向かって回り込んできていることを取り上げました。

活動極小期の太陽に久しぶりに「地球サイズ」の巨大な黒点が出現。これから地球方向に進んできます

この黒点が、地球にダイレクトに向くのは、あと 2、3日後くらいだと思われます。

いずれにしても、現在は太陽活動の極小期が進んでいまして、基本的には太陽フレアなどがない状態が続いています。

しかし、コロナホールといわれる磁気を噴出する太陽の領域が持続的に発生していることなどを含めて、太陽活動極小期であることと関係なく、地球には磁気嵐が常に押し寄せているような感じです。

そのような中で、地球に出現するオーロラも、太陽活動の大きな時とあまり変わらないような状況となっていまして、各地で美しい、あるいは示唆的なオーロラがあらわれています。

今回は、この2、3日の間に出現したオーロラをご紹介したいと思います。

ここからです。

 

2019年4月9日-10日に世界各地で出現したオーロラ

4月10日 カナダ・フォックスホールズで撮影されたオーロラ


John David McKinnon

4月8日 米アラスカ・フェアバンクスでのオーロラ


Bernard Marschner

4月9日 ノルウェー・トロムソのオーロラ


Marianne Bergli

4月10日 カナダ・マニトバのオーロラ


Donnan Lach

4月10日 カナダ・マニトバのオーロラ


Donnan Lach

4月8日 スウェーデン・アビスコ国立公園にて


Chad Blakley

4月10日 ノルウェー・トロムソのオーロラ


Ole Salomonsen

4月9日 ノルウェー・トロムソのオーロラ


Marianne Bergli

現在と同じような状況が今後も続きますと、太陽活動は弱いままでも、地球の磁気嵐は数多く発生していきそうで、オーロラ活動も今後も華々しく続きそうです。







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