5月11日のドイツの報道より
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日本での連休にあたる 4月の下旬頃から、ヨーロッパ各地で大変に荒れた天候が続いていますが、その中でも「光景」として印象的なのが「雹(ひょう)嵐」です。
パラパラと雹が降ることならよくあるのかもしれないですが、最近のヨーロッパでの嵐では、そういうようなものではなく、ドドーッと雹が爆撃のように降り、あという間に町を白く染めます。
今回は、ドイツ中部にあるゾンダースハウゼンという町が雹に見舞われました。
5月11日 雹に見舞われたドイツ・ゾンダースハウゼンの様子
ドイツ・ゾンダースハウゼンの場所
・Google Map
気象局は、ドイツ中部などで荒れた天候となることは予測していましたが、ここまでの雹嵐となる地域が出てくるとは予想していなかったようです。
大きな被害は報告されていませんが、雹が溶けた後、洪水となり、交通などが影響を受けたようです。
それにしても、この春のヨーロッパでは雹が多いです。しかも、どこもとても激しい。
記事にしただけでも、この 2週間ほどで下のようなものがあります。
オランダ、スペイン、ルーマニア、ポーランド、メキシコ、パキスタン…… 何だか世界中が雹(ひょう)嵐に見舞われているこの数日
これらでご紹介したのは本当にごく一部で、ヨーロッパのまさに各地で日々、雹を含む嵐が起きているといっていも過言ではないと思われます。
そして、天候が荒れる本番の季節はこれからですので、今年のヨーロッパはかなり厳しい気象が多くなりそうな予感がします。
また、このような気象にはいろいろなことが背後にあることをも示してもいるのですけれど、そういうこともまた順次ご紹介できればと思います。