2018年12月16日 米コロラド州スティームボート・スプリングズにて
・Tatum Heath via David de Zabedrosky
アメリカでは各地に寒波が到来していて、氷点下など低い気温などの条件で発生する「光柱」が各地に出現していますが、12月16日にコロラド州のスキー場で撮影された「光の柱」はいわゆる一般的な光柱ではなく、ちょっとよくわからないものなのでした。
コロラド州スティームボート・スプリングズ山脈にあるスキー場のリフトから撮影されたその光景は下のようなものです。
・Tatum Heath
オリジナルは動画で撮影されたもので、下のような感じです。
https://youtu.be/6f-klPoDyLw
スティームボート・スプリングズ
・Google Map
普通の光柱は、夜間に地上の照明などのライトの光が大気中の氷粒に反射して起きるものですけれど、これはそういうものではないですね。
・Tatum Heath
太陽の光が、雪か氷あるいは何らかの作用かで、このような光の塔みたいな現象を起こしたのだとは思います。あるいは、ダイヤモンドダストと呼ばれる光の現象とも似ているような感じもしますけれど、少し違うような。
もっと規模の大きな現象で「太陽柱」と呼ばれる現象があります。
これも -10℃以下などの氷点下において太陽の光が氷粒に反射する現象で、稀な現象ですが、下のような光景となります。
2017年1月6日にポーランドで撮影された太陽光
こういうような現象と同じメカニズムなのですかね。
それにしても、このコロラドの現象は、まるで「地上から光が立ち昇っている」かのようにも見えて、なかかな美しいものではあります。