米 CDC (疾病予防管理センター)の「ワクチン有害事象報告システム / VAERS」のデータの最新情報を定期的にご紹介しています。
今回は 4月1日までの有害事象報告データです。
3月26日までのデータは、以下の記事にあります。
米CDC有害事象報告システム(VAERS)データ。3月26日の時点までのワクチン接種後の有害事象報告数は5万861件。死亡例は2249件
投稿日:2021年4月3日
以下は、現時点で最新の 4月1日までの CDC への有害事象報告データです。
文字にしますと、以下のようになります。
新型コロナワクチンの有害事象報告
2021年4月1日までの全報告数 56,869件・死亡 2,342件 (4.12%)
・永久的な障害 941件 (1.65%)
・受診 8,743件 (15.37%)
・緊急病院に搬送 8,946件 (15.73%)
・入院 4,961件 (8.72%)
・回復 21,678件 (38.12%)
・生命への脅威 1,484件 (2.61%)
・深刻でない事象 20,950件 (36.84%)
なお、これはあくまで、医療機関や本人などからの「報告」であり、CDC などは、これらがワクチンと関係しているとは述べていません。アメリカのメディアが、CDC にこの有害事象報告数について問い合わせをしたことが記事となっていますが、今のところ CDC からの回答はないと記されています。
有害報告全体の中の「重症」とされた事例は、7,971件と表示されていまして、前回より 250件ほど増加しました。
報告の中で、毎回個別で見ている「ベル麻痺(顔面麻痺の一種)」、そして「流産や胎児への影響」、「アナフィラキシー反応」は以下のようになっていました。
・ベル麻痺(顔面神経麻痺) 500件(データ) 前回までは 473件
・流産 / 早産 / あるいは胎児への影響 387件(データ) 前回までは 341件
・アナフィラキシー反応 2,878件(データ) 前回までは 2,578件
アナフィラキシー反応が、前週より 300件増加しており、 1週間で 1割以上の増加となっていますので、ややペースが急激となっています。
しかしここにきて、ワクチンの問題は、すでに接種直後から短期間で起きる副反応とか副作用のように言われている事象だけにとどまらないことが懸念されつつあり、たとえば、以下の In Deep の記事では、これらのワクチンの「人類への長い影響」を懸念する医学者の声明を掲載しています。
「コロナワクチンは大量破壊兵器であり、人類を一掃する可能性がある」:英国の著名医学者の提言を「意味のわからない各国の対策」の中で聞く
In Deep 2021年4月10日
それでも、CDC のこれらの短期間においての有害事象報告を見続けていますと、それぞれの事象の比率が比較的安定していますので、つまり、世界中で、このような割合で、何らかの短期間での有害事象は起き続けてていると考えるのが妥当のように思います。