パンデミック 大量死 異常な現象

[定期]アメリカCDCへの12月03日までのワクチン接種後の有害事象報告は 94万6,463件、死亡事例は 1万9,886件。米当局は 5歳から11歳までのブースターショットの検討も開始

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米 CDC (疾病予防管理センター)の「ワクチン有害事象報告システム / VAERS」のデータの最新情報を定期的にご紹介しています。

今回は、12月03日までの以下のデータからです。

Found 946,463 cases where Vaccine is COVID19

前回分は以下になります。

[定期]アメリカの11月26日までのワクチン接種後の有害事象報告は 92万7,740件、死亡事例は 1万9,532件。アメリカでも一部州でワクチン未接種者に対しての事実上の「毎月の罰金」が決定

 

現時点で最新の CDC の有害事象の全体の報告数、死亡報告数、重症報告数のそれぞれの前回からの 1週間の推移は以下のようになります。

・有害事象報告 92万7,740件 → 94万6,463件

・死亡事例報告数 19,532件 → 19,886件

・重症事例報告数 14万6,720件 → 15万0,943件  データ

アメリカでは 11歳以下のワクチン接種が始まっていますが、現時点での 6歳から 12歳までの有害事象報告は「 3,044件」となっています。(データ
この内訳は、

・6歳 - 9歳 974件 (前回 709件)
・9歳 - 12歳 2,070件 (前回 1,706件)

となっています。

まず、17歳以下の若い世代の有害事象報告です。

 

 

十代の有害事象と死亡事例

・12歳から17歳の有害事象報告 19,254件データ 前回は 18,708件

・12歳から17歳の重症事例 1,873件データ前回は 1,785件

・9歳から12歳の有害事象報告 2,070件データ前回は 1,706件

・9歳から12歳の重症事例 36件データ)前回は 20件

・6歳から9歳の有害事象報告 974件データ) 前回は 709件

・6歳から9歳の重症事例 19件データ)前回は 13件

 

以下は、12歳から17歳の「重症事例」の報告数です。

・12歳から17歳のアナフィラキシー事例報告 3,439件データ) 前回は 3,369件

・12歳から17歳の血液凝固障害の事例報告 138件データ) 前回は 132件

・12歳から17歳の心臓障害の事例報告 679件データ) 前回は 657件

この「心臓に関しての有害事象」に関しては、最近の In Deep の以下の記事で書かせていただいていますが、有害事象としての心臓の異変は、スコットランドでの、心臓疾患による緊急搬送のデータより「高齢者よりも若い世代のほうが多い」ことが示されています。

若い人たちに「多発している心疾患」は深刻なことかもしれない。これは生涯引きずる問題だから
投稿日:2021年12月9日

2021年3月から11月までのスコットランドの心臓疾患での救急搬送数

Scottish Unity - Edinburgh Group

今回の CDC 有害事象報告のデータでも、心臓の問題は以下のような年齢の分布となっています。

12-17歳  679人
17-44歳 4,034人
44-65歳 1,358人
65-75歳  408人
75歳以上  208人

17歳以下の年齢層のほうが、75歳以上よりも多くの事例が報告されています。

なお、心筋の細胞は増殖しない細胞であるため、損傷した部位は修復されません。

 

続けます。

以下は、若い世代の「死亡事例」です。

・12歳から17歳の「死亡」事例報告 35件データ) 前回は 34件

12歳から17歳の死亡事例報告は 1件増え、35件となりました。

今回報告に加わったのは、テキサス州の13歳の女の子で(ID 1913198)、接種後に左心房に腫瘤が見つかり入院。その後、悪性腫瘍、腎障害などを連続で発症し、接種後 91日目に病院で亡くなったとあります。

以下は、 12歳から17歳のアメリカでの死亡事例の詳細です。ID 番号のリンク先に詳細な個別臨床データページがあります。

12歳から17歳までの35人の全死亡事例報告リスト

2021年12月03日まで

15歳 / 女性 / ニューハンプシャー州
[症状]アナフィラキシー反応、心停止
[接種から死亡まで] 1日 (ID 1187918

16歳 / 女性 / ウィスコンシン州
[症状]心停止
[接種から死亡まで] 9日 (ID 1225942

15歳 / 男性 / コロラド州
[症状]心不全
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1242573

16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状]死亡(原因不明)
[接種から死亡まで] 48時間以内 (ID 1382906

16歳 / 男性 / ジョージア州
[症状]胃腸穿孔、状態悪化
[接種から死亡まで] 4日 (ID 1386841

13歳 / 男性
[症状]インフルエンザ様疾患が2日間続いた後に死亡
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1406840

16歳 / 女性 / ペンシルベニア州
[症状] 胸痛、血球貪食性リンパ組織球症、心嚢液貯留、長期入院、死亡
[接種から死亡まで] 73日 (ID 1420630

13歳 / 男性 / ミネソタ州
[症状] 小脳出血、 心停止、死亡
[接種から死亡まで] 17日 (ID 1431289

13歳 / 男性
[症状] 不明
[接種から死亡まで] 不明 (ID 1463061

13歳 / 男性
[症状] 心臓肥大、 心筋炎、死亡
[接種から死亡まで] 0日 (ID 1429457

16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状] 死亡
[接種から死亡まで] 27日 (ID 1466009

16歳 / 男性 / ペンシルベニア州
[症状]死亡
[接種から死亡まで]6日 (ID 1475434

15歳 / 男性 / ニューヨーク州
[症状]失神、心室性頻脈、死亡 (接種後4日目にサッカー場で倒れて死亡)
[接種から死亡まで]4日 (ID 1498080

13歳 / 女性 / メリーランド州
[症状]心室頻拍、死亡
[接種から死亡まで]27日 (ID 1505250

13歳 / 女性
[症状]死亡
[接種から死亡まで]不明 (ID 1655100

16歳 / 女性 / ウィスコンシン州
[症状]肺塞栓症
[接種から死亡まで98日 (ID 1694568

16歳 / 男性
[症状]心不全、心筋症
[接種から死亡まで]23日 (ID 1734141

16歳 / 女性 / テキサス州
[症状]倦怠感、死亡
[接種から死亡まで]1日 (ID 1757635

15歳 / 男性 / ニューハンプシャー州
[症状]心臓内腫瘤、 心筋壊死、 心筋炎 (遊泳中に心臓発作で死亡)
[接種から死亡まで]6日 (ID 1764974

16歳 / 男性
[症状]自死
[接種から死亡まで]8日 (ID 1576798

13歳 / 女性 / メリーランド州
[症状]急性膵炎、神経弛緩性悪性症候群、非感染性脳炎、全身性けいれん発作、死亡
[接種から死亡まで]15日 (ID 1815096

12歳 / 女性 / サウスカロライナ州
[症状]呼吸管出血、死亡 (先天性染色体異常の基礎疾患あり)
[接種から死亡まで]0日 (ID 1784945

16歳 / 女性 / ミズーリ州
[症状]死亡(死因不明)
[接種から死亡まで]91日 (ID 1823671

16歳 / 女性 / ジョージア州
[症状] 心停止、肺出血、死亡
[接種から死亡まで]2日 (ID 1865389

13歳 / 女性 / テキサス州
[症状] 左心房腫瘤、悪性腫瘍、死亡 (左心房の腫瘤で入院。接種から 91日後に死亡。それまでは病歴なし)
[接種から死亡まで]91日 (ID 1913198

16歳 / 男性
[症状]自殺 (注意欠陥多動性障害の病歴。接種後8日目にアパートの最上階から飛び降りて死亡)
[接種から死亡まで]8日 (ID 1576798

15歳 / 女性
[症状] 無力症、脳死、心停止
[接種から死亡まで]27日 (ID 1592684

13歳 / 男性
[症状] 多臓器不全、敗血症性ショック
[接種から死亡まで]3日 (ID 1633205

15歳 / 男性
[症状] 死亡
[接種から死亡まで]4日 (ID 1668800

14歳 / 男性
[症状] 肺水腫、心不全
[接種から死亡まで]38日 (ID 1690103

16歳 / 男性
[症状] 心停止、心室細動、腸虚血
[接種から死亡まで]6日 (ID 1702154

16歳 / 女性
[症状] 不明 (午前中に接種を受け、午後にベッドで死亡しているのが発見される)
[接種から死亡まで]不明 (ID 1732657

15歳 / 男性
[症状]脳出血、 脳脳室破裂
[接種から死亡まで]4日 (ID 1755460

17歳 / 女性 / ワシントン州
[症状]心停止、 死亡 (報告した医師は、死因は心筋炎と考えられると報告)
[接種から死亡まで]38日 (ID 1828901

15歳 / 男性
[症状]気管支痙攣、呼吸困難、意識喪失
[接種から死亡まで]1日 (ID 1845034

13歳 / 男性
[症状]心肺停止 (接種4時間後に浴槽で沈んで死亡しているのが発見され、直接的な死因は溺死とされる)
[接種から死亡まで]0日 (ID 1862946

12歳 / 男性
[症状]心筋炎、神経弛緩薬悪性症候群、死亡 (接種の2日後に死亡しているのが発見される)
[接種から死亡まで]2日 (ID 1865979

9歳から12歳の死亡事例は、前回と変わっていません。

・9歳から12歳の「死亡」事例報告 1件 データ

次に全体です。

 

全体の有害事象事例

毎回見ている「ベル麻痺(顔面麻痺の一種)」「流産、早産」「アナフィラキシー反応」は、以下のようになっています。

ベル麻痺(顔面神経麻痺) 7,792件データ) 前回 7,634件 

流産・早産・死産 3,139件 データ) 前回 3,043件

アナフィラキシー反応 239,444件データ)前回 235,425件 

「血栓、血液凝固あるいは血小板減少」の報告は以下のようになっています。

血栓 / 血液凝固 / 血小板減少 28,252件データ) 前回 27,578件

ギランバレー症候群は以下のようになっています。

ギランバレー症候群 1,942件 データ前回 1,876件

 

ここまでです。

なお、アメリカでは、ブースターショットの対象年齢を、これまでの 18歳以上から「16歳以上」へと拡大しました。

米国の保健当局は9日、新型コロナウイルスワクチンのブースターショット(3回目の追加接種)の対象を、従来の「18歳以上」から「16歳以上」の青少年に拡大した。

欧州で初めて、子どもを除いたほぼ全ての国民の新型コロナワクチン接種を義務付ける方針を発表したオーストリアは、来年2月から接種拒否者に過料を課すことにした。 donga.com 2021/12/11)

スイスでも、すでに 16歳以上へのブースターショットが承認されています。

また、アメリカ ABC ニュースは、

「アメリカ保健当局は 5歳から 11歳へのブースターショットも検討中」

報じています。

アメリカでは、この半月ほどブレイクスルー感染が著しく増えていることも伝えられており、ボストンヘラルド紙は、マサチューセッツ州でのブレイクスルー感染の数(11,321件)が、前週 (6,610件)より 71%増えたことを報じていました。

ブースターショットが進めば進むほど、この傾向は広がるかもしれません。

そして、感染増強抗体のさらなる獲得により、より重篤化する人たちがさらに増えていくとも見られます。中和抗体は消えても感染増強抗体は基本的に消えないため、重症化する人が増える傾向は今後何年も続きそうです。







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