パンデミック 大量死

[定期]アメリカの9月3日までのワクチン接種後の有害事象報告は 67万5593件、死亡例は 1万4506件。アメリカでは今後「約一億人」にワクチン接種が義務化されるとホワイトハウスが発表

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米 CDC (疾病予防管理センター)の「ワクチン有害事象報告システム / VAERS」のデータの最新情報を定期的にご紹介しています。

前回分は以下になります。

[定期]アメリカの8月27日までのワクチン接種後の有害事象報告は 65万件、死亡例は 1万3911件。二度の完全接種率が50%を超える中で、新たな感染確認数は過去最大を更新中

以下は、現時点で最新の CDC の有害事象報告データです。


VAERS

有害事象の全体の報告数、死亡報告数、重症報告数のそれぞれの前回からの 1週間の推移は以下のようになります。

・有害事象報告 65万0,077件 → 67万5,593件(前週から 2万5,516件増加)

・死亡事例報告数 13,911件 → 14,506件(前週から 595件増加)

・重症事例報告数 8万5,971件 → 8万8,171件 (前週から 2,200件増加) データ

まず、若い世代の有害事象報告です。

若い世代の有害事象が急激に増えているのは、この世代の接種が進んでいることが関係あるのかもしれません。

 

十代の有害事象と死亡事例

・12歳から17歳の有害事象報告 13,291件データ 前回 12,894件

・12歳から17歳の重症事例 949件データ前回は 912件

ワクチン接種年齢の下限が 12歳まで変更されたことに伴い、「 9- 12歳」の有害事象報告が増加し続けています。

・9歳から12歳の有害事象報告 640件データ前回は 627件

以下は、12歳から17歳の重症の事例の報告数と、死亡事例です。

・12歳から17歳のアナフィラキシー事例報告 2,257件データ) 前回は 2,183件

・12歳から17歳の心臓障害の事例報告 385件データ) 前回は 374件

・12歳から17歳の血液凝固障害の事例報告 80件データ) 前回は 75件

・12歳から17歳の「死亡」事例報告 17件データ) 前回は 15件

12歳から 17歳の死亡事例が 2人増えて、17件となっています。

以下は、 12歳から17歳のアメリカでの死亡事例の詳細です。ID 番号のリンク先に詳細な個別臨床データページがあります。

2021年9月3日までの12歳から17歳の 17人の死亡事例詳細

15歳 / 女性 / ニューハンプシャー州
[症状]アナフィラキシー反応、心停止
[接種から死亡まで] 1日 (ID 1187918

16歳 / 女性 / ウィスコンシン州
[症状]心停止
[接種から死亡まで] 11日 (ID 1225942

15歳 / 男性 / コロラド州
[症状]心不全
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1242573

16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状]死亡(原因不明)
[接種から死亡まで] 48時間以内 (ID 1382906

16歳 / 男性 / ジョージア州
[症状]胃腸穿孔、状態悪化、死亡
[接種から死亡まで] 4日 (ID 1386841

13歳 / 男性
[症状]インフルエンザ様疾患、死亡
[接種から死亡まで] 2日 (ID 1406840

16歳 / 女性 / ペンシルベニア州
[症状] 胸痛、血球貪食性リンパ組織球症、心嚢液貯留、長期入院、死亡
[接種から死亡まで] 73日 (ID 1420630

13歳 / 男性 / ミネソタ州
[症状] 小脳出血、 心停止、死亡
[接種から死亡まで] 17日 (ID 1431289

13歳 / 男性
[症状] 死亡
[接種から死亡まで] 不明 (ID 1463061

13歳 / 男性
[症状] 心臓肥大、 心筋炎、死亡
[接種から死亡まで] 0日 (ID 1429457

16歳 / 男性 / カリフォルニア州
[症状] 死亡
[接種から死亡まで] 27日 (ID 1466009

16歳 / 男性 / ペンシルベニア州
[症状]死亡
[接種から死亡まで]6日 (ID 1475434

15歳 / 男性 / ニューヨーク州
[症状]失神、心室性頻脈、死亡
[接種から死亡まで]4日 (ID 1498080

13歳 / 女性 / メリーランド州
[症状]心室頻拍、死亡
[接種から死亡まで]27日 (ID 1505250

13歳 / 女性
[症状]死亡
[接種から死亡まで]不明 (ID 1655100

16歳 / 男性
[症状]自死
[接種から死亡まで]8日 (ID 1576798

15歳 / 女性
[症状] 無力症、脳死、心停止
[接種から死亡まで]27日 (ID 1592684

13歳 / 女性
[症状] 多臓器不全、敗血症性ショック
[接種から死亡まで]3日 (ID 1633205

次に全体です。

 

全体の有害事象事例

毎回見ている「ベル麻痺(顔面麻痺の一種)」「流産、早産」「アナフィラキシー反応」は、以下のようになっています。

ベル麻痺(顔面神経麻痺) 5,107件データ) 前回 5,057件 

流産・早産・死産 1,669件 データ) 前回 1,629件

アナフィラキシー反応 178,895件データ)前回 166,543件 

「血栓、血液凝固あるいは血小板減少」の報告は以下のようになっています。

血栓 / 血液凝固 / 血小板減少 18,174件データ) 前回 17,830件

ギランバレー症候群は以下のようになっています。

ギランバレー症候群 1,014件 データ前回 986件

ギランバレー症候群のメーカー別の発生数は、

ファイザー社 563件
モデルナ社  237件
ヤンセン社  199件

となっています。

 

アメリカでは、ロサンゼルスで、12歳以上の生徒全員にワクチンが「義務化」されました。

ロサンゼルスで12歳以上の生徒にワクチン接種が義務化 対象は63万人

約63万人の生徒を抱える米カリフォルニア州ロサンゼルスの教育委員会は9日、12歳以上の生徒に対して対面授業に出席する場合にはワクチン接種が必要であることを投票によって可決した。

AP通信によれば、授業に出席することを希望する生徒は12月19日までに接種を終えることが必要。学校のスポーツ活動に参加している生徒は10月末までとしている。2021-0910

アメリカ全体でも、バイデン政権から「 1億人を対象としたワクチン義務化」が発表されています。以下は、ホワイトハウスの公式ページの要約です。

米ホワイトハウス公式ページより

労働省の労働安全衛生局は規則を策定している。これにより、100人以上の従業員を抱えるすべての雇用主が、従業員たちが完全にワクチン接種されていることを確認するか、ワクチン接種を受けていない労働者が出勤する前に少なくとも週に 1回は陰性の検査結果を出す必要がある。

労働安全衛生局は、この要件を実装するために緊急一時基準を発行する。

この要件は、100人以上の従業員を抱えるアメリカの民間企業の 8000万人以上の労働者たちに影響を与える。 whitehouse.gov

この他に、病院やその他の医療施設の1,700万人の医療従事者たちにもワクチンが義務化されたことが報じられていますので、合計すると、アメリカ人の約 1億人にワクチン接種義務が課されることになります。

状況はさらに深刻化しています。







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