地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー

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米国フロリダ州で次々と死に続けている「キリストの象徴」であるペリカン

   

bradenton.com

ペリカン – Wikipedia

伝説を基礎として、ペリカンは、全ての人間への愛によって十字架に身を捧げたキリストの象徴であるとされる。このようなペリカンをキリストのシンボルとみなす記述は、古くは中世の著作にも見つけることができる。

 

アメリカのフロリダ州の川沿いで「ペリカンの大量死」が起きていることが報告されています。

そして、報道ではふれられていませんが、これはおそらく「続いている事象」と考えてもいいものかもしれないな、と思いましたのは、5年前にも同じフロリダ州でペリカンの大量死が起きていたということがあったからです。

タイトルに「キリストの象徴」とつけていますが、これは、冒頭の Wikipedia での説明にもある通りですが、5年ほど前の、

キリストの象徴でもある「ペリカン」の大量死がペルーに続き、米国でも発生している
 In Deep 2012/05/10

という記事でもう少し詳しく書いたことがあります。

今回は、現在起きているフロリダ州のペリカンの大量死についてご紹介します。
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数十羽のペリカンが死亡したのは、フロリダ州のセント・ピーターズバーグという場所にある「コフィーポット・バイユー」という入り江です。

コフィーポット・バイユーの場所
・Google Map

1月中旬までに、70羽の衰弱したペリカンがこの場所で保護され、その半数が死亡したと伝えられています。

救出された衰弱したペリカン

baynews9.com

ペリカンの衰弱と大量死の原因については調査されていますが、アメリカ地質調査所は、現在フロリダで温暖な気温が続いているため、藻やバクテリアの発生で水質の悪化が起きやすくなっており、それが影響しているのではないかとしていますが、基本的には原因は今のところは不明です。

排水による汚染などの可能性も含めて、現在調査が続いています。

なお、2012年には、ペルーで 1,500 羽以上のペリカンが大量死するという出来事が起きていて、その同時期に、やはりフロリダ州で数十羽のペリカンが死亡するということが起きています。

2012年4月30日のBBCの報道より

・BBC

これについては、

800頭以上の死亡したイルカが漂着したペルー北部で、今度は推計1,500羽以上のペリカンの大量死
 In Deep 2012/05/01

という記事でご紹介したことがあります。

また、2012年のフロリダでのペリカンの大量死が起きたのは、下の場所です。今回の場所と、フロリダ半島を挟んで、対極にある場所といえそうです。

2012年にペリカンの大量死が発生したインディアンリバーの場所
・Google Map

ペルーでは、2012年のペリカンの大量死が起きて以来、他の様々な海洋生物の大量死が相次ぐようになりました。

そういう意味では、ペリカンの大量死という事象は、合理的に考えれば、水質汚染を含めた環境の変化(悪化)の徴候といえるのかもしれないですし、合理的でない部分でいえば、何らかの「死を含む示唆」を伝えているのかもしれません。

フロリダでペリカンの大量死が継続するのかどうか注視をしたいところです。

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