大量死 奇跡の光景 異常な現象

サハラからの粉塵によりギリシャがオレンジ色に染まった…と思ったら、この粉塵は砂漠の砂ではなく「有害物質」である可能性が浮上

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赤く染まった光景の中のパルテノン神殿


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オレンジに染まったギリシャの各地

4月22日から 24日にかけて、ギリシャのほぼ全土で、「大気がオレンジ色に染まる」という現象が発生しました。それにより出現した光景は確かに美しく感じるものでもあります。

4月23日のギリシャ各地

protothema.gr


skai.gr


theopinion.gr

こういう大気が赤やオレンジに染まる現象が起きる原因は、ギリシャなどヨーロッパの場合は、「サハラ砂漠からの砂や粉塵によるもの」とされていまして、今回も通常の報道では、以下のように報じられています。

4月24日のギリシャの報道より

アフリカからの粉塵に関する最も深刻な出来事の一つが、今日我が国のいくつかの地域で記録されている。サハラ砂漠からの大量の塵がギリシャの空を覆い、視界が大幅に低下し、環境がオレンジがかった赤の色合いになっている。

サハラ砂漠から我が国への粉塵の到来は、4月22日から続いており、今日 4月23日にピークに達した。

skai.gr

過去にも、世界各地で大気が赤やオレンジに染まった事例をご紹介したことがありますが(過去記事一覧)、そのほとんどが砂漠からの粉塵や、あるいは森林火災などによる煙や粉塵によるものでした。

そんなこともありまして、このギリシャの光景も、そのような砂漠の砂の影響なんだろうなと思っていたのですが(ただ、ギリシャがこんなに赤く染まるのは、はじめて見ました)、ふと目にしたギリシャ国内の記事で、「これはサハラ砂漠の砂ではない」というタイトルの記事を目にしたのです。

ギリシャ語のサイトですが、どうも、やや陰謀論的なテーマを扱っている風な感じのするサイトでもありますが、以下のような部分がありました。

車から掃いた粉塵の衝撃的な化学分析により、重金属や元素が判明した。

ボスニアの研究所は、他の重金属とともに、既知の限界を 700倍以上超えるニッケル、バリウム、アルミニウムをサンプル中に発見した。

記事には、いろいろと疑問のある部分もあり、何ともいえない内容ではあるのですが、興味深いことは興味深いですので、ご紹介します。

信憑性云々よりも、娯楽性の高い話としてお受け取り下さい。





これはサハラ砂漠の砂ではない!

Χωρίς άμμο από τη Σαχάρα!
katohika.gr 2024/4/24

ギリシャがオレンジ色の光景に覆われているが、この原因について、車の表面から掃いた粉塵の化学分析により、空から降らせることで天候を変えるために使用される重金属や元素が含まれていることが判明した。

ボスニアの研究所が、他の重金属とともに、既知の限界を 700倍以上超えるニッケル、バリウム、アルミニウムをサンプル中に発見した。

4月22日、私たちの編集スタッフは、ボスニアの弁護士で活動家のミルネス・アヤノビッチ氏による興味深い記事について知らされた。彼は、ボスニアのトゥズラにある認定研究所に、車の中にある茶色の砂塵の分析を依頼したのだ。

メディア報道では、これらのコーティングはサハラ砂漠の細かい砂が風に乗ってヨーロッパに運ばれ、この砂がヨーロッパの風景に落ちることによって生じたとされている。

あるいは、菜種の花粉だと思っている人たちも多い。しかし、現在の状況は、何とも経験したことがないほど明るく鮮やかな黄色だ。

原因の一つが、地中海やアルプスから貿易風に乗ってヨーロッパに運ばれるサハラ砂漠の砂であることは確かだ。砂の量は非常に重要だが、これは 20 ~ 30 年前にはほとんど存在しなかった新しい現象であることに多くの人が気づいている。これはギリシャでは全く新しい現象だ。

原因を知りたくて、車の表面からサンプルを削り取り、分析のために研究所に送る人もいた。マーネス・アヤノビッチ氏が行ったことがこれだった。

分析によると、サハラ砂漠の既知の砂、つまり本物の砂は、既知のパラメータと組成を正確に備えており、実験室のテストで、それがサハラ砂漠の砂かどうかはわかるのだ。

以下は分析のパラメータだ(一部だけを掲載しています)

値の最初の列は本物のサハラ砂が持つべき基準値を示し、2番目の列は車の表面から採取されたサンプルから測定された実際の値を示す。

これを読むと、これはサハラ砂漠から来たものではなく、まるでホラー映画の世界から出てきたようなものだ。

表では、アルミニウムは砂漠の砂の基準量を 728倍超え、ヒ素は 44倍、バリウムは 660倍となっている。鉄は 23倍、鉛は 8倍、亜鉛は 64倍を超えている。しかし、最大の衝撃と驚きはニッケルの測定値だった。

車から掃き集められたサンプル中のニッケルの量は、砂漠の砂中のニッケルの基準量の制限の 2,500倍を超えていた。これをパーセンテージで表すと、合計で制限を 250,000%超えていることになる。


 

ここまでです。

その後、記事では、これをいわゆるケムトレイルなどの現象と結びつけて、やや陰謀論的な要素が強くなっていきますので(しかもとても長い)、ここでは割愛しますが、この分析が「本当」なら、ケムトレイル云々はともかくとして、

「現在のギリシャは、人体に非常に有害な大気に包まれている」

という可能性があり得ます。

実際はどうなのかはよくわからないですが、別の報告等を待つしかなさそうです。

いずれにしても、微妙な話でした。







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