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宇宙に向けて放たれる「青い雷」:いまだにメカニズムが解明されていない超高層放電現象「ブルージェット」の極めてクリアな画像が撮影される

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オーストラリアの写真家によって撮影された「ブルージェット」

blue-jet-thunderstorm-picture-1William Nguyen Phuoc

blue-jet-02

 

ほんの 20年前までは、その現象事態が存在しているかどうかははっきりとしていなかった「光の現象」がいくつかあります。

それは「超高層雷放電」と呼ばれているもので、以下のようなものです。

超高層雷放電 - Wikipedia

超高層雷放電は、高度20–100kmの成層圏・中間圏・下部熱圏(下部電離層)にかけて起こる、放電による発光現象である。

この高度は大気密度が非常に低く、対流も少ないため、気象現象はほとんど発生しないとされていた。ところが、1989年に雷雲(高度10km以下)の上で発光現象が起こることが観測された。発光時間は1秒以下であり、数秒から0.5秒程度である。

その種類は、

  • スプライト
  • エルヴス
  • ブルージェット

などがあり、高度との比較では、下の図のような感じのものです。「熱圏」は、地表から 80キロメートル以上の高層大気圏です。

Upper-atmos-light
超高層雷放電

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これらは、ナショナルジオグラフィックの記事で、北海道大学の宇宙物理学者である高橋幸弘教授が、

「 20年前から研究が続いているが、いまだメカニズムが解明されていない」

というメカニズムのわからない現象で、光の時間も「1秒以下−などが普通ですので、写真もとても少ないです。

ちなみに、他の2つの「スプライト」と「エルヴス」は下のようなものです。

スプライト

Red-Sprites-2

In Deep

エルヴス

elps-1

 

エルヴスなどは曖昧な画像しか撮影されておらず、それぞれがいかに希少な現象かがわかります。

そんな中で、冒頭のようなブルージェットの写真がオーストラリアで撮影されたのでした。

これらの現象のメカニズムが私たちの生きている間に解明されるかどうかは微妙ですが、このブルージェットの写真も貴重な資料写真として後世に残りそうです。




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