6歳未満の接種後の影響
アメリカ疾病管理予防センター (CDC)の資金提供による新しい研究で、6歳未満の子ども 144人が、コロナワクチン接種後 42日以内に発作を起こしていたことが判明したことが報じられていました。
論文は、アメリカ小児科学会誌の「ペディアトリクス (Pediatrics / 小児科)」に掲載されています。以下にあります。
ワクチン安全性データリンクにおける幼児における新型コロナウイルス感染症 mRNA ワクチン接種の安全性
Safety of COVID-19 mRNA Vaccination Among Young Children in the Vaccine Safety Datalink
ただ、この研究は、研究者がファイザーから補助金を受け取ったりしているものであることが書かれていて、いろいろとあれですが、それでも、幼児の後遺症についての具体的な研究ではあります。
論文によれば、2022年6月18日から 2023年3月18日までの、6歳未満のコロナワクチン接種総数は、ファイザーとモデルナを合わせて、24万7,011回となっています。
そのうちの 144人が発作を起こしたという率が高いのか低いのかはわからない面もありますが、やや驚いたのは、6ヵ月から 1歳の接種回数で、論文には、
1歳未満の接種 1万7081回 (ファイザー) 1万6566件回(モデルナ)
とあり、「乳児に打たせる親が本当にいるんだ」ということを知ります。
ただ、こういうお母さんの場合、ご本人も打たれているでしょうから、子どもの接種 / 非接種関係なく、母乳でお育ての場合は、お子様も暴露しています。
以下の記事に、米CDC のワクチン後有害事象報告データベースの実例をいくつか挙げています。
[記事]授乳中のお母さんたちへ
In Deep 2021年9月4日
幼児たちのこれらの副作用的な状態が、脂質ナノ粒子などによるものなのか、スパイクタンパク質そのものによるのかはわからないことですが、スパイクタンパク質である場合、それは人工部分が含まれて強化されているため、分解されず長く体内で保たれますので、中長期の影響も心配されます。
問題は、今後も RSウイルスワクチンなど、mRNA テクノロジーが使われるワクチンが多く承認されると見られることです。以下に書いています。
[記事] 次はRSウイルス恐怖症への誘因の模様。ADEの問題を丸抱えした mRNA ワクチンによる赤ちゃんへの攻撃が世界全体で始まる
In Deep 2022年11月12日
RSウイルスのワクチンも、コロナワクチン同様に、抗体依存性感染増強 (ADE)の問題をクリアしていません。
将来的に重症化する赤ちゃんが続出することが懸念されます。
コロナワクチン後の乳幼児たちの研究についての米エポックタイムズの記事をご紹介します。
100人以上の幼児が新型コロナウイルスワクチン接種後に発作を起こしていたことが研究で判明
More Than 100 Young Children Suffered Seizures After COVID Vaccination: Study
Epoch Times 2023/06/09
新しい研究によると、100人以上の幼児が新型コロナウイルスワクチン接種後に発作を起こしたことがわかった。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)およびその他の機関の研究者たちは、6歳未満の子供 144人が新型コロナウイルス予防接種後 42日以内に発作を起こしたことを明らかにした。
研究者たちによると、脳卒中、血液凝固障害、虫垂炎に苦しんだ幼児もいたという。
彼らは、 CDC の資金提供によるネットワークであるワクチン安全性データリンクからの健康記録を分析した。
研究者たちは、メッセンジャーRNAによる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種後の発作や心臓炎症の一種である心筋炎など、事前に指定された 23の転帰のうち 1つ以上に該当する事象を調べた。
ファイザーとモデルナの新型コロナウイルス感染症ワクチンはどちらもメッセンジャーRNAテクノロジーを利用している。
小児については、2022年6月18日から 2023年3月18日までにワクチン接種を受けたかどうかが調査された。期間中、6歳未満の子供に 24万7,011回のワクチンが投与された。研究者らはワクチン接種後 42日以内に起こった事象を調査した。
アメリカ食品医薬品局は、感染症に対する有効性推定値が標準未満または信頼性が低く、重症疾患に対する予防効果の証拠がない、または否定的であるにもかかわらず、2022年6月17日に 5歳未満の小児に対するファイザーのワクチンと 6歳未満の小児に対するモデルナのワクチンを初めて承認した。
この研究は、米国小児科学会誌『Pediatrics』に6月6日に掲載された。
分析
CDC のエリック・ウェイントローブ氏と他の研究者たちは、ラピッド・サイクル分析と呼ばれる一種の検査を実施した。これには、接種後 21日以内のワクチン接種者の転帰と、接種後 22~ 42日のワクチン接種者の転帰を比較することが含まれる。接種当日の有害事象は除外されている。
最初の期間 (接種後 1日から 21日)は、「一次リスク間隔」、つまりワクチン接種者が有害事象に遭遇する可能性が最も高い期間と呼ばれる。後者の期間 (接種後 22~ 42日)は比較間隔とみなされる。
ヴァンダービルト大学の予防医学教授であるウィリアム・シャフナー博士は、この研究には関与していないが、後期に起こる出来事については「ワクチンと関連付けるには遅すぎる」と考えている。
研究者たちは、ワクチン安全性データリンクモニタリングのプロトコルで比較する予定であることを示していたにもかかわらず、ワクチン接種者と非ワクチン接種者を比較しなかった。
このことについて、責任著者にコメントを求めると不在のメッセージが返され、別の著者は問い合わせに応じなかった。
研究者たちは、いずれかの期間で特定された各症例の医療記録を検討し、発生率を計算して、初期の期間でより一般的であるかどうかを確認した。
研究者たちが見出したもの
絶対的な観点から言えば、研究者たちはワクチン接種後に発作を含む多くの深刻な問題を発見した。
ワクチン接種後 1~ 42日以内に、幼児で以下の事象が検出された。
・虫垂炎
・ベル麻痺
・脳炎、脊髄炎、または脳脊髄炎
・ギランバレー症候群
・免疫性血小板減少症
・川崎病
・肺塞栓症
・脳卒中、出血性
・横断性脊髄炎
・静脈血栓塞栓症
一部の結果については、最初の時間枠 (接種後 1日から 21日)でも数値が高かった。
たとえば、最初の 21日間で、ファイザーの投与者では 38人が発作を経験し、モデルナの投与者では 23人が発作を経験した。
後者の期間 (接種後 22~ 42日)では、ファイザーの投与者 24 人が発作を経験し、モデルナの投与者 19 人が発作を経験した。
また、最初の期間では脳炎、脊髄炎、または脳脊髄炎が 1件、肺塞栓症が 1件あったが、後期の期間ではゼロだった。
メーカーが実施した幼児向けワクチンの臨床試験では、ファイザー社のワクチン接種を受けた小児 3,013人中 29人、モデルナ社のワクチン接種を受けた小児 4,792人中 24人に、虫垂炎が 2例、複数の発作、川崎病を含む重篤な有害事象が確認されている。
数千人が発熱などの有害事象を経験した。数名の幼児は有害事象を経験して試験を中止した。
研究担当者とアメリカ食品医薬品局は、重篤な有害事象のほとんどはワクチン接種とは無関係だと述べている。
反応
研究者たちは結論として、この研究結果は「臨床医、親、政策立案者に同様に安心感を与えることができる」と述べた。
彼らは、メッセンジャーRNAワクチンの 2つの既知の副作用である心筋炎または心膜炎の症例は、ワクチン接種後 42日以内にワクチン接種者の幼児の間で検出されなかったことを強調した。
しかし、この研究の査読も行った心臓専門医のピーター・マッカロー博士は、査読済みのこの研究で報告された小児のワクチン接種後の問題の事例に警戒していると述べた。
マッカロー氏は、エポックタイムズに対し、「ほぼすべての子どもがすでに軽度の新型コロナウイルス感染症に罹患しており、回復しているため、新型コロナウイルスワクチンは医学的に必要ではなかった」と語った。
同氏は、この新たな研究や他の論文は、ワクチンが「子どもに使用するには安全ではない」ことを示していると述べた。
マッカロー氏は、ワクチン接種後にさまざまな健康上の問題が生じる証拠が増えているとして、ワクチンを市場から削除するよう求めた。アメリカの規制当局は今月、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンの認可を取り消した。
この研究の限界としては、潜在的な安全性の懸念をすべて分析していないことや、1回以上のワクチン接種を受けた 6歳未満の子どもの率が、ワクチン安全性データリンクサイトの人口のわずか 4分の 1でしかないことだ。
年少の子どもたちの接種率は低い。
論文の著者の一人であるニコラ・クライン博士は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの臨床試験のためにファイザーから補助金を受け取ったと報告し、クライン博士と別の著者はメルク社などの他の製薬会社からも他の資金を受け取ったことを報告している。シャフナー氏は過去にもファイザーから資金提供を受けており、CDCとの連絡役を務めている。
これに対して、保護者や他の人々にワクチンデータについて知らせようとしている国立ワクチン情報センターの所長兼共同創設者であるバーバラ・ロー・フィッシャー氏は、今後の研究はワクチン接種者と非接種者を比較する独立した研究者によって行われるべきだと述べた。