7月7日の米国のローカルニュースより
・Steamboat Geyser erupts eleventh time in 2018
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ほぼ1ヶ月前の In Deep で以下の記事を書かせていただいたことがあります。
通常ほぼ噴出しない米国イエローストーンの世界最大の間欠泉スチームボート・ガイザーが「今年はすでに半年で8回の噴出」を起こしている…。過去に一度も観測されたことのない、この事態に対しての適切な説明はない
この記事のタイトルに、「通常ほぼ噴出しない」とあります、アメリカのイエローストーンにあり、世界最大の間欠泉でもある「スチームボート・ガイザー」が、7月6日、
「 今年 11回目の噴出を起こした」
のでした。
リンクしました記事では、6月に「 8回目の噴出を起こした」ことを取りあげたてのすけれど、この「同じ年に 8回の噴出」ということ自体が、
> 観測が始まって以来、「一度もない」こと
だったのですが、その後も噴出が続き、7月6日には、「 2018年になって以来、11回目の噴出」が発生するに至りました。
7月7日の噴出の様子
・KIFI Local News
このスチームボードガイザーは、「記録されている過去の噴出」については公開されていまして、たとえば、「過去 20回の噴出」については以下のようになっています。
スチームボード・ガイザーの過去20回の噴出と前回の噴出からの間隔
出典 : geysertimes.org
・2018年07月06日 (前回噴出からの間隔:20日と20時間)
・2018年06月15日 (前回噴出からの間隔:4日と15時間)
・2018年06月11日 (前回噴出からの間隔:6日と16時間)
・2018年06月04日 (前回噴出からの間隔:7日と13時間)
・2018年05月27日 (前回噴出からの間隔:7日と21時間)
・2018年05月19日 (前回噴出からの間隔:6日と17時間)
・2018年05月13日 (前回噴出からの間隔:8日と4時間)
・2018年05月04日 (前回噴出からの間隔:7日と16時間)
・2018年04月27日 (前回噴出からの間隔:7日と14時間)
・2018年04月19日 (前回噴出からの間隔:35日と11時間)
・2018年03月15日 (前回噴出からの間隔:3年と 193日)
※ ここから下は2018年以前の記録
・2014年09月03日 (前回噴出からの間隔:1年と 34日)
・2013年07月31日 (前回噴出からの間隔:6年と162日)
・2007年02月21日 (前回噴出からの間隔:1年と 274日)
・2005年05月23日 (前回噴出からの間隔:1年と 213日)
・2003年10月22日 (前回噴出からの間隔:178日)
・2003年04月27日 (前回噴出からの間隔:32日)
・2003年03月26日 (前回噴出からの間隔:193日)
・2002年09月13日 (前回噴出からの間隔:140日)
・2002年04月26日 (前回噴出からの間隔:1年と 359日)
となっていて、2003年の「年に 3回」という例がある以外は、1年に1度もないのが普通のようです。2013年の時のように、6年間噴出していなかった時期などもあり、今年の噴出の回数が非常に多いことは確かのようです。
過去には、1911年から 1961年までの 50年間、噴出しなかった時もあります。
アメリカ地質調査所の科学者たちは、一貫して、このスチームボードガイザーの噴出と火山活動の間には「関係がない」と説明し続けています。
まあしかし、火山活動とは関係がないにしても、このイエローストーンの周辺の地質的活動が活溌化しているということを示唆している可能性はありそうです。
今後もスチームボード・ガイザーの噴出が続いていくのかどうか、少なくともアメリカの少なからず人たちは注目をしています。