不可逆的な障害という重い響きが
確か、今日 (2023年3月13日)から「マスクは自主判断で」というようなことになっていたように思います。
私の家の前の通りは、小学生、中学生、高校生、そして幼稚園児の人たちも通る通学路となっているのですが、今朝も「ほとんど全員マスクをしていた」という状況でした。もう洗脳状態、習慣化、マインドコントロールの日常化となっているので、外せない子どもたちが大半だと思います。
マスクの「有害性」については、3年前から In Deep などでずっと書いていましたが、昨年あたりに、やや諦めの心境にもなってきていました。
「もう子どもたちはマスクを外せない」
と。
あとは、いつか将来的に、自分たちがいかに馬鹿馬鹿しい社会に生まれてしまったかに気づいてほしいとは思いますが、現時点ではどうしようもありません。
マスクに関しての過去記事は膨大ですが、子どもとの関連では以下のようなものが比較的重要なのかもしれません。
子どものマスク着用の有害性に関する過去記事
・マスクで何人の子どもたちが死ななければならないのか。あるいは、マスクが社会での「暴力と殺人を増加させる」メカニズム
In Deep 2022年7月25日
・マスクは「禁止」されなければならない。消毒も「禁止」されなければならない
In Deep 2022年6月30日
・そしてマスクは残った……。これによる脳力と認知力の低下は乳幼児だけではないことが最近のドイツの調査で判明。小学校高学年の読解力の低下が壊滅的に
In Deep 2022年3月27日
・これまでで最も大規模なマスクの副作用に対してのドイツでのメタ研究は「新型コロナ感染症より長期のマスク着用のほうがはるかに健康に有害」と結論付ける。特に児童には壊滅的
In Deep 2021年5月1日
・子どもの「マスクの害」についてドイツで世界で初めてとなる大規模な調査研究が発表される。それによると7割の子どもが身体と精神に影響を受けている
In Deep 2021年1月4日
大人はいいんですよ。影響は寿命が少し下がる以外は大したものではないですので、好きなだけマスクをしていればいい。
しかし、小さな子どもになればなるほど、影響は大きいです。
小さな子どものマスクの長期間の着用の効用は、平たく言えば、
「知能が下がる」
「寿命が短くなる」
というところに尽きると思います。
以下は、2021年4月のドイツの論文からの抜粋です。
ドイツの論文より
子どもはマスクに対してさらに敏感に反応すると想定できるため、文献は、マスクがてんかん(発作の引き金としての過呼吸)の子どもには禁忌であることを示唆している。
小児科の分野では、心理的、精神医学的、社会的影響で説明されているマスク症状にも特別な注意を払う必要がある。
マスク着用は、CO2 (二酸化炭素)再呼吸によるパニック発作を引き起こし、閉所恐怖症の恐怖を強める可能性がある。思考障害、注意力の減少、および、めまい、ならびに心理的および神経学的影響を伴う証明されたマスク誘発性の軽度から中等度の認知障害も示されている。
短期間でも、これらの障害が出る可能性があるのに、3年などという長期間となると、子どもたちは、どれだけ精神、知能、身体の成長を傷つけられたのかは想像できないほどです。
特に、小学生の低学年以下などの小さな子どもたちでは、その影響は「不可逆的」です 。
小さな時に正常に育たなかった脳は、後からは成長はしません。
つまり、現在の彼ら彼女たちは、知能も身体も、通常通りの成長はできていません。
最近、マスクをしている子どもたちが吸入する二酸化炭素量は、
「許容安全レベルを超えて上昇している」
ことを示した論文を知りました。
その論文の概要部分をご紹介したいと思います。
なお、論文には、
> サージカルマスク下で 13,100 ppm、FFP2 マスク下で 13,900 ppmが測定された。
とありますが、これまでの研究では、子どもの場合、
「 2,000 ppm以上で健康への影響がある」
ことが示されています。
13000 ppmという数値は、健康上、論外です。
いずれにしましても、お子さんがいらっしゃるなら、マスクを強制的にでも外してあげてください。これ以上、知能が低下しないためにも。
二酸化炭素は、マスクで鼻と口を覆っている子供の許容安全レベルを超えて上昇する:健康な子供の実験的測定研究の結果
概要
Covid-19 パンデミックの間、多くの国で子供たちに、マスクで鼻と口を覆う慣行 (NMC)が義務付けられた。
私たちは、6歳から 17歳までの子供を対象に、マスクで鼻と口を覆った際に、吸入した空気中の CO 2レベルの平均値を決定したいと考えた。
25分間にわたる実験的個人内管理研究のベースラインと比較して、欧州規格に従ってサージカルマスクおよび FFP2 マスクの下で短期測定を使用した。
CO2 含有量は、自動二波長赤外線 CO2 測定装置を使用して、子供が座った状態で、短期間の実験設定で 25分間にわたって 15秒ごとに測定された。
ベースラインの測定後、子どもたちには一般的に着用されている 2種類のマスク、サージカルマスク、FFP2 マスクが提供された。頻繁な換気により、周囲の CO2レベルを 1000 ppm 未満に保った。 潜在的な生理学的モデレーター変数として、呼吸頻度と脈拍を測定した。
平均年齢 10.7歳 (標準偏差 2.6) の 45人の子供 (男の子 25人、女の子 20人) が測定された。
吸入空気中のサージカルマスク下で 13,100 ppm、FFP2 マスク下で 13,900 ppmが測定された。
年齢を共変量とする線形モデルは、この状態の非常に有意な効果を示した。
適切な対比により、変化はマスクのみによるものであり、サージカルマスクと FFP2 マスクの違いは小さく、有意ではないことが明らかになった。
サージカルマスクまたは FFP2-マスクを着用した場合、健康な子供が座って安静にしている状態で、吸入空気中の CO2含有量が急速に非常に高いレベルに上昇し、子供の健康に危険を及ぼす可能性があると考えられる。