コロナ封鎖時に違反して外出し、コロナ警察に取り押さえられた老人。看板で地面に押さえつけられています。
またも中国
新型コロナの「作られた恐怖」は、中国武漢で撮影された以下の写真から始まりました。道路に倒れた老人と、マスクをした白い防護服の男たち。
中国武漢 2020年1月
ほぼ確実に、こんなことは起きてはいなかったことであり、演技と芸術の世界といえます (ワクチン接種キャンペーンの後から、こういうように人が突然倒れる光景が世界中で見られるようになりましたけれど)。
いずれにしても、この「恐怖映画」により、ここから、ロックダウンを許容する動きが全世界に広がりました。
今度は中国で、
「季節性インフルエンザに対してのロックダウン計画」
が発表されました。
英デイリーメールが伝えています。
もうインフルエンザの流行が終わる春なんですけどね…。
全国的なものではなく、中国陝西省にある西安市当局から発表されたものですが、武漢のときも「まずは武漢だけ」でした。
北京師範大学の教授は、
「今後数日のうちにインフルエンザの発生の可能性に対する計画を発表する地方自治体が増えることを期待している」
と述べたと報じられています。
またロックダウンが始まるのか、そうはならないのか今はわからないですが、将来的に「いつでも行える」という体制作りなのですかね。
デイリーメールの報道をご紹介します。
中国がインフルエンザのロックダウン計画を発表:当局は、一般的なウイルスの発生を鎮めるために地域が封鎖される可能性があると警告したことに多くの人々が激怒
China announces lockdown plans for the FLU: Officials spark fury by warning areas may be shut down to quell outbreaks of the common virus
Daily Mail 2023/03/10
中国当局はインフルエンザと戦うためにロックダウンを導入したいと考えており、Covid-19 の発生時に見られた厳格な制限に戻る可能性について多くの人たちが激怒している。
中国中部の陝西省にある西安市は、一般的なインフルエンザウイルスの発生が「深刻な脅威」をもたらす場合、「必要に応じて」封鎖を実施する可能性があると述べた。
3月8日に発表された西安市のこの緊急対応計画は、Covid-19の症例が減少し続けているため、国内で増加しているインフルエンザの症例に対処することを目的としている。
西安市当局は、新しい一連のロックダウンがすぐに行われることは示唆していないが、この地域の地元の住民たちは、このような計画は過度であると述べている。
中国のゼロコロナ政策によるロックダウン計画は、パンデミックの最中に中国全土で実施され、多くの人から極端な政策と見なされていた。
今回の西安市政府による計画では、インフルエンザの発生を 4つのレベルで説明している。 ウイルスが非常に高いレベルに達した場合、ロックダウンが再開される可能性がある。
パンデミックの間、中国の住民たちは家を出ることができなかった。 食料品や生活必需品の買い物さえ許されなかった人たちもいた。
西安市は、大規模な騒動の後、昨年 12月に全国で制限が急速に緩和されるまで、当局による最も厳しい封鎖措置のいくつかの下に置かれていた。
強制的なロックダウン政策に戻る可能性に反応し、中国のソーシャルメディアユーザーたちは、季節性インフルエンザはごく日常のウイルスであり、以前もロックダウン措置を必要としなかったと語る。
BBC は、以前、中国でインフルエンザの大流行が発生したときでも、あるユーザーは「通常どおりの生活が続いていた」と述べたと報告した。
別の人は、中国の地方政府は「封鎖と管理に夢中になっている」と述べた。
外交問題評議会のシニアフェローであるヤンツォン・ヒュアン氏は、BBC に次のように語った。
「少し前のロックダウン措置によってトラウマを負った地元住民にとって、インフルエンザの発生に対処するために同じ厳格な方法に戻ることは決して正当化されない」
一方、北京師範大学政府学院のタン・レンウ教授は、シンガポールの新聞に、今後数日のうちにインフルエンザの発生の可能性に対する計画を発表する地方自治体が増えることを期待していると語った。
タン教授は、「地方自治体は、社会的パニックを引き起こさないように、同様の文書を発行する際に言葉遣いに注意を払うべきである」と述べた。
中国で、インフルエンザに対して、このような制限が計画されたのはこれが初めてではない。
2015年、上海市政府は、季節性インフルエンザが深刻な脅威となった場合は、集会を制限し、学生を学校から、人々を職場から呼び戻すと述べた。