パンデミック 大量死 異常な現象

mRNA ワクチンを接種した25%〜30%が「意図しない免疫反応」を経験していると英テレグラフが報じる。コドンの暴走により生産される「得体の知れないタンパク質」の行方は?

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得体の知れないタンパク質が生成される

ご紹介する報道は、英テレグラフの記事を、米 Yahoo! ニュースが転載しているものですが、「こんなに大きな問題がメジャーで報じられるか」と感慨した次第です。

私は専門家ではないですし、細かいことを書くつもりはないですが、RNA には、コドンと呼ばれる配列があり、mRNA が「どんなタンパク質を作るか」という指示を出すものというような感じですが、現行のファイザーワクチンでは、「タンパク質生産の終了の合図」といえる終止コドンというものが混乱している状況がうかがえます。

そもそも、これらのワクチンは、シュードウリジン化されている、つまり「人工物の合成 RNA (modRNA)」なのですが、

「それ自体が、タンパク質の生成に混乱をもたらす」

ことが以前から知られていました。

私が知ったのは最近ですが、ちょうど、少し前に、以下に論文の概要を翻訳しています。

(記事)ワクチンRNA に使われているN1-メチルシュードウリジンは、フレームシフト変異というものを起こしやすい
BDW 2023年12月7日

 

ファイザーワクチンの終始コドンの問題については、科学者の荒川 央さんの note 記事である「ブレーキの無いRNAワクチン」にも書かれています。

 

> ではこのタンパクは何なのでしょうか?遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。今の所、機能は不明です。無害かもしれませんし有害かもしれません。note.com

 

こんな「訳のわからないタンパク質が作られてしまう」可能性のある、ものなのです。

この荒川 央さんの note 記事を、私たち一般人にもわかりやすく、と書いた記事が以下にあります。2年前のものです。

(記事)戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして「未知のタンパク」の存在
In Deep 2021年10月17日

 

今回ご紹介するテレグラフの記事には、頻繁に「このワクチンは素晴らしいものです」という美辞麗句が並べられていますが、その実態は、

「謎のタンパク質を生産することにより免疫系をムチャクチャにする可能性がある」

ことを実は知らせているものです。

記事に、「フレームシフト」という言葉が出てきますが、以下のようなもので、つまり「突然変異」です。それを誘発する。

フレームシフト変異は、塩基の挿入や欠損によってアミノ酸のコードを読む枠組みがずれてしまう変異で、全く異なるアミノ酸から構成される異常なタンパクがつくられます

medicaleducation.co.jp

この記事は、ワクチンへの美辞麗句の中に漂う「恐ろしい現実」が浮かび上がるものです。

ここからその記事です。





ファイザー新型コロナウイルスワクチンを受けた4人に1人が、意図しない免疫反応を経験した

One in four who had Pfizer Covid jabs experienced unintended immune response
Telegraph 2023/12/07

mRNA コロナウイルスワクチンを注射された人の 4分の 1以上が、ワクチンが体に読み取られる方法の不具合によって引き起こされた意図しない免疫反応に苦しんだことが研究で判明した。

データによると、このエラーによって悪影響は生じなかったが、ケンブリッジ大学の科学者たちは、こうしたワクチンは完璧ではなく、感染を模倣して抗体産生を引き起こす、望ましい新型コロナウイルスの「スパイクタンパク質」の代わりに意味のないタンパク質が作られることがある、ことを発見した。

モデルナ社やファイザー社が作成したような mRNA ワクチンは、一連の遺伝物質を使用して、感染症を安全に模倣する特定のタンパク質を作成するように身体に指示する。

この分野の研究は数十年に渡って行われ、時間がかけられたものだ。 RNA 自体が異物として体内で攻撃されることが多いため、研究が停滞することがよくあった。

しかし 2023年、ノーベル医学賞は、この問題の解決に何年も費やしてきた二人の科学者に贈られた。RNA 塩基の 1つであるウリジンを、非常によく似た合成代替物と交換することによって行われたことに対しての授賞だった。

この画期的な進歩により、科学者たちは免疫系がワクチン成分を攻撃することなく体内でタンパク質を生成できるようになった。

これにより、非常に効果的なワクチンを迅速かつ正確に提供できるようになり、新型コロナウイルスワクチン対応の根幹となった。

 

完璧にフィットしない

ウリジンへのわずかな調整は細胞に問題を引き起こさないと考えられていたが、ケンブリッジ大学医学研究評議会毒物学ユニットの研究チームは、この部分的に合成されたコードが読み取られると、体内のタンパク質製造機械が作動することを発見した。体はウリジン類似体と闘うことがある。

期待される内容に完全に適合していないため、自転車がギアを滑らせるように、一時的な停止が発生してプロセスが途切れたり、コード内の文字がスキップされたりする可能性がある

フレームシフトと呼ばれるこのプロセスは、コドンとして知られる 3つの塩基のグループが正しい順序で読み取られることに依存しているため、コードの解釈方法が台無しになる

この問題は、ワクチンのコードによって引き起こされ、プロセスの同期が完全に失われ、後続のコード全体が、いわば文字化けする

新型コロナウイルスワクチンの場合、最終的には、無意味で無害なタンパク質が生成され、体がそれを攻撃して免疫系の再燃を引き起こすことが研究チームによって発見された。

『Nature』誌に発表された新しい研究では、これが約 25~ 30パーセントの人々に起こっていることが判明した。

 

不正なタンパク質の恐怖

科学者たちによると、ワクチンはコロナウイルスに対する強力な防御を生み出すのに十分な精度で読み取られているが、フレームシフトの問題により、これまで知られていなかったオフ・ターゲット効果が引き起こされるという。

新型コロナウイルスワクチンに関連するコードは無害であり、問​​題は発生しなかった。しかし研究チームは、他の病気や感染症に使用される、その後の mRNA ワクチンは、理論的には体内で活性な生存可能なタンパク質の生成につながる可能性があると述べている。

このシナリオでは、ワクチンが適切なタンパク質を生成しないだけでなく、不正なタンパク質が生成される可能性がある

著者たちは、新型コロナウイルス感染症(自然感染)でこのようなことが起こっているという証拠はないと強調し、他の mRNA 治療薬の試験であれば、そのような問題は初期段階で検出されるだろうと述べている。

報告書の上級著者であるジェームズ・タベンティラン博士は次のように述べている。

「この研究では、新型コロナウイルス感染症に対する mRNA ワクチン接種が安全であることが疑いの余地なく示されています。モデルナとファイザーの数十億回分の mRNA ワクチンが安全に届けられ、世界中の命が救われています」

著者たちはまた、問題のある擬似ウリジンの使用を最小限に抑えるために mRNA 薬のコードを変更することに依存するフレームシフト現象を根絶する簡単な方法があることも発見した

(※ コメント / 問題を訂正する「簡単な」方法が見つかったのなら、その時点で、現行の mRNA コロナワクチンはすべて接種停止にするのが筋だと思います)

トリオとして読み取られた場合でも正しいアミノ酸を生成する天然塩基で置き換えることで、望ましくないスキップを阻止し、有効性を犠牲にすることなく安全性を向上させるのに十分だ。

科学者たちによると、これらの発見は約 1年前に医薬品規制当局の MHRA と共有され、改良型の mRNA を使用した最新のワクチンが、ガンの特効薬やその他の治療薬として開発中であるという。

 

「革新的な技術」

「このテクノロジーは驚くべきもので、あらゆる種類の新しい医療プラットフォームとして革命的になるでしょう。しかし、私たちはそれを今後さらに安全なものにしただけです。」と共同上級研究著者であり、同研究所の責任者であるアン・ウィリス教授は述べている。

「リボソームは何らかの形で修飾された RNA を感知していますが、新型コロナウイルスのワクチンは非常に安全で、非常に有効です。しかし、この技術にはデコードの問題があり、それが失速やフレームシフトを引き起こす可能性があり、ワクチン接種後にはこれらのペプチドに対する細胞性免疫を得ることができます」

しかし、この問題を解決する方法があり、それによって「今後このプラットフォームのリスクが大幅に軽減される」のは非常に興味深いとウィリス教授は付け加えた。







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