パンデミック 戦争の時代 異常な現象

イギリスの科学者たちがコロナの新たな変異種の拡大を理由に「マスクの再導入」を要求。そしてそれほど拒否感がなさそうに見える英国人たち…

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英国民の4割が「マスク再導入に賛成」の模様

英国で、「新たなコロナ変異種の脅威」が迫っている可能性があるとして、科学者たちが、

「マスク着用義務の再導入を求める」

と述べていたことが、英エクスプレスで記事になっていました。

もうマスクの話は 2020年からうんざりとしており、In Deep でとめどなく書きました。

過去のマスク関係の記事一覧は以下にあります。

マスク関係の In Deep 記事一覧

 

マスクの有害性は無限大ですが、有害性とは別に「感染予防への無効性」は、パンデミックの始まった年に、ほぼデータが示していました。

以下の 2020年の記事は「マスク着用を義務としたアメリカの州と、それをしなかった州の頃コロナ感染拡大の様子の比較」のグラフをいくつか載せています。

(記事)マスク着用がコロナ感染者を増やすことを示すアメリカのデータ。特に「家でもマスク」を奨励し続ける州が示すカタストロフ的状況
 In Deep 2020年12月22日

圧倒的な差ではないにしても、「マスクを義務化しなかった州のほうが、10万人あたりの感染者数が少なかった」ことは示されています。

全米50州でマスクを義務化した州としなかった州の10万人あたりの感染確認数 (2020/05/01 - 12/15)

◎マスクを義務化した州 27 (1日の感染者数 62,450)

◎マスクを義務化しなかった州 17(1日の感染者数 41,959)

全米50州の感染比較(ブルーがマスクを義務化した州で、オレンジが義務化していない州

Justin Hart

この「マスクは、感染抑制にはむしろ有害である」という根本的な問題がそのままになったまま、また科学者たちは、

「マスク必要DEATHネ」

とか言いだしてる。

たまったものではないですが、つい最近になって、ようやくマスクをしない人たちが多くなった日本でも、それまでの「 99%マスク社会」を傍から見てきた私としては(私自身は一度も着用しなかった)、

「すぐあの光景に戻っても不思議でもなんでもない」

とは思っています。

あの異様な光景を作り出したのは、政府や当局のほうの問題というより、個人個人の考え方の問題です。日本は「義務」ではなかったのですから

個人個人の自覚がなければ、すぐにあの世界に戻ります。

 

英国最高裁判所の元裁判官であるジョナサン・サンプション氏という方が、「これでは、英国のマスクと社会的距離は 10年は終わらない」と警告する発言を以下の記事でご紹介したことがありますが、英国はまさにその輪廻に陥っているように見えます。

(記事)ニューノーマルは永遠化へ : 「マスクと社会的距離、ステイホームは、第二次大戦後の配給制時を思い返せば、今後10年は続く」と著名な英国の元最高裁裁判官は警告する
 In Deep 2021年3月28日

 

しかし、今回ご紹介する英エクスプレスの記事を読んでいて気になったのは、記事の中に、読者アンケートがあったのです。

「新型コロナウイルスの新たな発生を防ぐためにマスク着用に戻りたいと思いますか?」

という質問でしたが、8月18日時点の回答は以下のような比率でした。


express.co.uk

イエスが約4割で、ノーが約6割。

つまり、英国では、「今でも 4割ほどの人たちは、コロナが再拡大した場合、マスクを着用したいと考えている」ようなのでした。

これは一般的な世論調査ではなく、このエクスプレスの読者向けのアンケートですので、実際の数値はやや異なるかもしれないですが、しかしネットニュースのアンケートに答える年齢層を考えますと(おそらく超高齢者はそんなにはいない)、実際は「イエス」の割合がさらに高い可能性さえあります。

「もうそろそろ、みんな少しちゃんと考えようぜ」とは思うのですが、もはや一度始まった「認知戦」的な統制体制は止まらないようです。緩急をつけながら、ゆっくりと進展していく。

ともかく、そのエクスプレスの報道をご紹介します。





新型コロナウイルスの変異種が広がる中、科学者たちは英国人にマスク着用を要求

Scientists demand Britons wear face masks as new Covid variant spreads
express.co.uk 2023/08/16

専門家たちの一部はマスクの再導入を求めている。

新型コロナウイルスの新たな変異種が複数の国で記録されていることから、英国人は再びマスクを着用する必要があるかもしれないことを科学者たちが示唆している。

オンラインウイルストラッカーは、デンマークとイスラエルで BA.X と呼ばれる変異ウイルスを発見したが、これはまだ独自には検証されていない。

一部の科学者たちはすでに新たなコロナ対策の導入を求めているが、この変異種が新たなパンデミックを引き起こす可能性があるかどうかを判断するには時期尚早だと言う人たちもいる。

オックスフォード大学を拠点とするプライマリ・ケアの国際的に著名な専門家であるトリシャ・グリーンハルグ博士は、「再びマスクをする時期が来たようだ」とツイートした。

一方、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの数学者クリスティーナ・パゲル教授は、「非常に初期の段階だが、このコロナウイルスの変異種にはこれまでとは異なる変異がたくさんある」と述べた。

同氏は、この亜種は「大きな波を引き起こす可能性がより高い」と付け加えた。

この株は元々、オンラインの新型コロナウイルス変異追跡者であるライアン・ヒズナー氏によって注目され、「これは本物だ」とツイートした。

この新しい亜種は、最近世界保健機関(WHO)によって「注目の亜種」に指定された、51か国で発見されている EG.5.1 とは異なるものだ。

カナダの進化生物学者 T・ライアン・グレゴリー氏によると、この変異種がどこから来たのかが明らかになるまで、現時点では「 BA.X 」と呼ばれているという。

同氏はこの株について、「留意してほしいのは、この株の配列はこれまでのところほんのわずかであり、現在有力な変異株と競合できず、普及しない可能性もあります。しかし、興味深いものではあり、潜在的に懸念されるものと言えます」と語った。

同氏は、BA.X が複数の国で発見されたという事実は「明らかに 1つの地域に限定されていないため懸念材料」であり、「一部の国ではまだ検出されてない可能性がある」と付け加えた。

この BA.X による感染の重症度はまだ明らかになっておらず、オミクロン変異種との潜在的な関連性は、ワクチンが BA.X に対して有効である可能性が十分にあることを意味している。

リーズ大学の感染症専門家スティーブン・グリフィン教授は、この変異種は「ウイルスの遺伝子構造のはるかに大きな変化を表し」、2021年後半のオミクロンの「最初の出現を彷彿とさせる」とデイリー・メールに語った。

同氏はさらに、「この進化の『飛躍』が、かつて BA.1や BA.2、その他の懸念されていた亜種と同じように優勢になれるほど『適合』したウイルスにつながるかどうかを判断するのは時期尚早だが、変異が多数あり、実際に広がり始めた場合に懸念を引き起こす可能性がある」と述べた。

同教授は、この変異株の影響に備える最善の方法は「ワクチンと緩和ベースのアプローチ(※ つまりマスクとか社会的距離のこと)を組み合わせたアプローチ」だろうと述べたが、「残念なことに、英国では現在これら両方の側面が縮小されつつある」とも付け加えた。







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