パンデミック 大量死 異常な現象

妊娠中に投与された新型コロナウイルスワクチンが「胎盤を通過して胎児に転移」し「保護効果」があることが示されるという論文…いやそれは保護ではなく…

投稿日:




スパイクタンパク質が胎盤の関門を通過することが明確に

真逆の価値観、ということはこの世に数多くありますけれど、最近、米国の大学の医学者たちの研究により、以下のことが明確になりました。

「コロナワクチンの《抗体》は胎盤を通過して赤ちゃんに達する」

抗体というのは、紛れもないスパイクタンパク質のことです。

これについて、論文の著者たちの主張や、それを紹介していた英国エクスプレスの報道は、「なので、妊婦がワクチン接種をすると、お腹の赤ちゃんにもコロナからの保護効果があると断定した」というものでした。

 

……真逆の価値観という観点から見ますと、これは、

「お腹の赤ちゃんがスパイクタンパク質という異物の暴露にあうことが確定した」

ということにもあるものです。

論文は以下にあります。

妊娠中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)追加免疫ワクチン接種は、母体の結合および中和抗体反応と新生児への経胎盤抗体移行を強化する
COVID-19 booster vaccination during pregnancy enhances maternal binding and neutralizing antibody responses and transplacental antibody transfer to the newborn

 

妊娠中の女性が mRNA ワクチンを接種した場合、それがお腹の赤ちゃんに伝播するということは、接種キャンペーンの頃から、ファイザー社自身の試験結果である程度わかっていたものでした。

以下の 2年前の記事では、「スパイクタンパク質は、ACE2受容体を介した妊娠機能に大きく影響を与える」ことなどについて書いています。

(記事)妊娠されている方々が知ったほうがいいと強く思ういくつかのこと
 In Deep 2021年8月18日

 

また、以下の記事に、「お母さんとお腹の赤ちゃんが、どれだけ《同一のものである》か」について、解剖学者の三木成夫さんの『胎児の世界』という著作から引用して書かせていただいています。

(記事)遺伝子ワクチン時代後の赤ちゃんたちは……と考えながら調べものをしていたら、胎児の世界…羊水…エクソソームとめぐり最後に遺伝子ドライブ技術につきあたってしまった
 In Deep 2021年5月6日

 

しかし、胎盤には、赤ちゃんを血中の異物から守るためのバリアである「胎盤関門」があり、スパイクタンパク質あるいは、それを生産する mRNA(を包んだ脂質ナノ粒子)が、この胎盤関門を通過するかどうかは曖昧でした。

通過するなら、赤ちゃんを直撃することになります

フランスの生物学者のヘレン・バヌーン氏という人による 2022年の論文では、mRNA 新型コロナワクチンの脂質ナノ粒子は体液を介して、胎盤関門を通過する可能性があると述べられていました。

最近の以下の記事の後半でそれについてふれています。

(記事)胸腺を摘出した人の死亡率は、そうでない人より「3倍高い」…ということを知り、スパイクタンパクと脂質ナノ粒子による胸腺へのダメージが続く今の世を考える
 In Deep 2023年8月11日

 

そして、今回の論文により、

「ワクチン成分は、胎盤関門を通過することが明らかになった」

ようです。

これをどう考えるかは以下のふたつとなると思われます。真逆の観念です。

 

(1)抗体がお腹の赤ちゃんに伝達するのでコロナから守られる(主流メディアの概念)

(2)スパイクタンパク質が赤ちゃんを直撃するので、免疫に問題が生じたまま生まれる可能性がある(科学的現実)

 

このどちらの考え方をとるかで、まったく異なる解釈になりますが、しかし仮にコロナから保護される抗体が形成されたとしても(これはもはや幻想に近い話となっていますが)、それは一時的であり、しかし、免疫抑制のほうは「生まれてからいつまで続くのかわからない」ということがあります

あとは……妊娠しているお母さんたちの考え方次第でしょうけれど。

 

そもそも現在、日本でのコロナ感染者が「 10歳未満の小さな子どもたちに集中している」理由は何か? とか、そういうことも考えていただきたいような気はします。

内閣官房 新型コロナウイルス感染動向(集計は厚生労働省)

内閣官房

今回の論文の内容を(1)として報じていた英国エクスプレスの記事をご紹介します。

ここからです。





新しい研究は、妊娠中に投与された新型コロナウイルスワクチンが子供に「転移」効果があることを明らかにした

New study reveals Covid vaccine given during pregnancy has 'transferred' effect on child
express.co.uk 2023/08/13

ワクチン接種によって生成された抗体は胎盤を通過することができ、生後数か月間、脆弱な新生児を守るのに役立つと研究者たちは述べる。

妊婦に新型コロナウイルス感染症 mRNAワクチンを投与、あるいはブースターを投与すると、母子ともに利益が得られることがわかった。

これは、2021年7月から2022年1月の間に 240人の妊娠中のボランティアを対象とした感染症臨床研究コンソーシアムの専門家の結論だ。

対象者のうち、167人はモデルナかファイザーのワクチンの 2回連続接種を受けたが、残りの 73人は、それに加えて、当時推奨されていた追加接種 1回を受けていた。

研究者たちは、接種の前後と出生時の各参加者の血液サンプルを分析した。

研究チームは出産後、「臍帯血」(出生後に胎盤とへその緒の両方に残る血液)も分析した。

研究者は、妊娠中にワクチン接種を行うと、接種者に D614G 変異体(どちらのワクチンも防御するように特別に設計されている)と、デルタおよびオミクロンの亜変異体に対する抗体が生成されることを発見した。

研究チームによると、これらの抗体は胎盤を効果的に処理して各患者の臍帯血にしていることも判明したという。

これは、新生児は出生直後に新型コロナウイルス感染症の変異種からある程度の防御を受けていた可能性が高いことを意味する。

研究チームは、現在、乳児たちがコロナウイルスの重篤な感染症にかかりやすくなっているが、ワクチン接種するには若すぎる「危機的な時期」であると述べた。

2回の一次ワクチン接種を受けた参加者と同様、妊娠中に追加接種を受けた参加者は、血液と臍帯血の両方に新型コロナ感染症に対する抗体が大幅に多く存在することが判明した。

研究者たちは、「私たちの研究結果は、妊娠中の追加ワクチン接種によって母子の保護を強化できることを示している」と述べた。

研究チームは、将来の研究で、妊娠中のワクチン接種や追加免疫が親子を守る最適な時期を決定する可能性があると示唆した。

研究者たちはまた、出生翌年の母乳や乳児の血液中の SARS-CoV-2 抗体レベルを測定することで調査を拡大することも検討している。

この研究の全結果は、学術誌ワクチン誌に掲載された。







-パンデミック, 大量死, 異常な現象
-, ,

Copyright© 地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー , 2024 All Rights Reserved.