2020年1月25日、トルコのエラズーという場所で、マグニチュード 6.7の大地震が発生しました。この地震では、ビルなどの倒壊が発生したこともあり、最終的に、41名が死亡し、1500人以上が負傷した惨事となりました。
各地でこのような倒壊が発生
・DW
このような地震が発生していた時、このトルコの地域で、
「地震発生後に川が真っ赤に染まる」
という出来事が起きていたことを知りました。下がその動画です。
https://youtu.be/Yl2z7lb7aDo
川が赤くなること自体は、世界的に見れば、それほど珍しいことではなく、このブログでも過去に何度もご紹介しています。
しかし、このトルコでの事例の場合、「それまで赤くなかった川が、地震の発生と共に赤くなった」と伝えられていることもあり、話題となっています。
一般的に川が赤くなる理由は、以下のようなものが挙げられます。
川や湖の水が赤くなる一般的な理由
・プランクトンなどの水中の微生物によるもの
・化学物質などによる
・何らかの理由で染料が流れ込んだ
・原因不明
今回も、ネット上では理由が議論されていましたが、
・地震によって染料や色素を扱う工場が破壊された
・地震によって、赤い土などが川に過剰に混ざり込んだ
・地震の揺れにより、食肉処理場から血が流れた
などが言われていますが、この場所に染料の工場や食肉処理場があるのかどうかは不明です。
聖書には、出エジプト記とかヨハネの黙示録とか、いろいろな所に「川が血になる」というくだりが出てきますが、それもネットで取り上げられていました。
まあ、ご時世的にそういう考えになるのは理解できなくもないです。
ヨハネの黙示録/ 16章 03節
第三の天使が、その鉢の中身を川と水の源に注ぐと、水は血になった。
その時、私は水をつかさどる天使がこう言うのを聞いた。/「今おられ、かつておられた聖なる方/あなたは正しい方です。/このような裁きをしてくださったからです。
上に「水の源」とありますが、この地震の震源は地図では以下の場所にあります。
2020年1月25日のトルコ・エラズー県での地震の震源
・USGS
そして、このエラズー県は Wikipedia では以下のように説明されています。
エラズー県はユーフラテス川の水源を含んでいる。
ユーフラテス川の水源の場所の川の水が真っ赤に染まったということのようです。