これまでと、そして、これからの地球と私たち

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー

パンデミック 疾病と感染症

コロナウイルスにより人の姿が消えたイタリアのミラノとベネツィアの非現実的な光景

投稿日:


・3月5日 人がいないミラノ大聖堂前。REUTERS




 

最も急速に新型コロナウイルスに感染確認者が増加している国ひとつであるイタリアですが、特に感染拡大が続いているのが、ミラノやヴェネツィアを含むロンバルディア州という場所です。

たくさんの観光地を持つこの土地が、3月に入って以来閑散としている様子が伝えられています。

いつもは、常に人で混雑しているミラノやヴェネツィアも、通りや観光地にもほとんど人がいない状況となっていたようです。


REUTERS

しかも、イタリア政府は、3月8日、このロンバルディア州を「封鎖」することを発表しました。これは、3月7日にイタリアの感染者が 6000人に迫り、死者が 233人に達したことを受けてのものです。

イタリア、北部の1600万人を隔離 ミラノやヴェネツィアも対象

BBC 2020/03/08

イタリア政府は8日、新型コロナウイルスの感染対策として、人口約1000万人のロンバルディア州全域や、国内北部などの14県を4月3日まで封鎖したと発表した。ミラノやヴェネツィアを含み、少なくとも計1600万人の住民が影響を受ける。

新型コロナウイルスの感染拡大が欧州で最も深刻なイタリアでは7日、24時間以内に50人以上が死亡し、確認されている死者数が中国・湖北省に次いで多い計233人に達した。

確認された感染者数も1日で一気に1200人以上増え、5883人になった。

こうした状況でイタリアのジュゼッペ・コンテ首相は、ロンバルディア州全域および14県の封鎖を発表した。経済拠点ミラノや世界的な観光都市ヴェネツィアも含まれ、総計1600万人の住民が影響を受ける。

隔離措置に違反した場合は、最長3カ月の禁錮刑など、罰則の対象になり得る。

観光地のミラノやヴェネツィアにも基本的に「入れない」状況となったようです。期間も暫定的に  4月3日までと比較的長く、観光が基本的な収入となっているそれらの地域のダメージは破壊的なものとなりそうです。

イタリアは、訪問する観光客の数では世界で 5番目、観光収入では世界 4番目の国とされていまして、特にミラノやヴェネツィア、そしてローマが最大の観光地ですが、そのほとんどに「観光客が来ない」状況がしばらく続きそうなのです。

イタリアの感染確認数は以下のようになっていて、急速に感染が沈静化する様子ではないです。

イタリアの感染確認数の推移

zerohedge.com

各メディアが「人のいなくなったイタリア」を報じています。

それをご紹介します。これらは、3月初旬の光景ですが、今後さらに「人が消えていく」ことになりそうです。

 

2020年3月 街から人の姿が消えたミラノとヴェネツィア


REUTERS


REUTERS


REUTERS


REUTERS


REUTERS


REUTERS

もちろん、このような「観光地から人が消えたのは、イタリアだけの問題ではなく、日本を含めてどこも同じでして、現状から見ますと、今後、フランスなどにも拡大していきそうで、一時的にしても「観光という事象が消える」ことになりそうです。







人気の記事

1

5月18日に京都府和束町で保護された白いカラス ・NHK 京都で白いカラスが保護されたことが話題になっています。 全身真っ白のカラスはかなり珍しいものということもあり、京都のメディアなどで報じられてい ...

2

・3月28日 ナイジェリアのアクレ。爆発のあった場所に集まる人々。Meez [日報]2020年04月01日の新型コロナウイルスの感染状況 世界全体の感染確認数 85万8916人 (前日比 +7万544 ...

3

・3月3日 竜巻通過後のテネシー州ナッシュビル ABC 5News アメリカ南部にあるテネシー州で 3日未明に複数の竜巻が発生しました。 この竜巻により、テネシー州の主要都市のひとつであるナッシュビル ...

4

6月27日のインドの報道より ・sanjeevnitoday.com 降って来た石 Sponsored Link   最近は、雹(ひょう)などの自然現象も含めて、空からいろいろなものが降って ...

5

アメリカ疾病予防管理センターが発表した今シーズンの米国のインフルエンザの状況 ・CDC   なぜアメリカだけインフルエンザウイルスが凶悪化している? 中国の新型ウイルスの確定患者数は、昨日の ...

-パンデミック, 疾病と感染症
-, , , , , ,

Copyright© 地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー , 2020 All Rights Reserved.