2019年5月7日 13ヵ月ぶりに噴火したシナブン山
とどまることのない活動
2010年に「 400年ぶり」に噴火を起こしたインドネシアのシナブン火山は、その後、2018年までに繰り返して大噴火を起こしていました。
しかし、2018年4月の噴火を最後に、噴火は起きていませんでした。
その最後の噴火に関しては、以下の記事で取りあげています。
この噴火からそろそろ 1年が過ぎ、一連の火山活動は収束したのかもしれない…と思われていた 5月7日、このシナブン山がまたも大噴火を起こしたのでした。
シナブン山の噴火の様子はいつもそうですが、迫力があります。
2019年5月7日 噴火したシナブン山の様子
個人的な考えですが、このシナブン山の活動状況は、環太平洋火山帯の活動の状態をあらわしているように思っています。
日本でも、5月3日に九州の阿蘇山が噴煙を 2000メートルあげる噴火を起こしていますが、環太平洋火山帯全体で火山活動が落ち着いてきているわけではないですので、今後も、火山にしても地震にしても、活発な地質活動の時期が続くようにも思います。