2019年6月17日 またも噴火したメキシコ・ポポカテペトル山
今年 5月以来、近年最大級の噴火を繰り返しているメキシコのポポカテペトル火山については、以下のような記事で取りあげていました。
最近の大噴火は、6月14日に起きたばかりですが、 3日後の 6月17日、ポポカテペトル山で、さらに大規模な噴火が発生しました。
ポポカテペトル火山の6月17日の噴火の様子
ポポカテペトル山と近いメキシコシティやモレロス州などで火山灰の影響が出始めており、当局からは、屋外で活動する際には火山灰を吸い込まないように、マスクやゴーグルなどで目、鼻、口を保護するように勧告されています。
6月17日 火山灰の影響が出始めているポポカテペトル山の周辺都市
火山と地震の情報メディアのボルケーノ・ディスカバリーによれば、6月17日時点で、このポポカテペトルを含めて、中米から南米だけで 10の火山が噴火を起こしています。
そして、このポポカテペトル山の活発な動きやニュージーランドでの大きな地震活動などを見ていますと、環太平洋火山帯での地質活動は、そう簡単には収まらないのかもしれません。