2019年5月22日 夕陽の中で大噴火を起こすポポカテペトル山
・Eruption of the volcano Popocatepetl, Mexico, 05/22/2019
メキシコの首都メキシコシティから 70kmの場所にあるポポカテペトル山は、メキシコで最も大きな火山のひとつで、1993年の噴火以来、頻繁に噴火を繰り返していますが、近年の噴火の中でも大きな噴火が 5月22日に発生しました。
5月22日 大噴火を起こしたポポカテペトル火山
ポポカテペトル山の位置
・Google Map
噴火による噴煙の高さは 3.5kmに及んでいることが報じられています。
このポポカテペトル山は、プエプラという街と隣接しており、また、首都メキシコシティにも近いために、大きな噴火が発生した場合は、火山灰やガスの影響がそれらの街に及ぶことがあります。西暦 2000年の噴火では、周辺住民 5万人が避難したこともあります。
今回の噴火で、そのような影響が出るかどうかはまだわからないですけれど、比較的大きな噴火ではあるようです。
世界の火山活動は、相変わらず比較的活発な状況にあり、特に環太平洋火山帯での火山活動については、注視する必要がある時期なのかもしれません。