4月19日 スペイン・アンダルシア州アルへシラスにて
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スペインのアルへシラスという街で、4月19日、上空に不思議な形の雲が出現し、漂い続けました。
これは、雲の分類上では、「馬の蹄鉄」と似ているからということなのでしょうか、「馬蹄雲」とか「蹄鉄雲」(horseshoe cloud)と呼ばれています。
スペイン・アルへシラスの場所
・Google Map
この同じ日には、スペインのマドリッドでも、下のような、やや馬蹄雲的な雲が観測されていたようです。
4月19日 スペイン・マドリッドにて
・Ruben del Campo
この馬蹄雲というのは、上昇気流と平行の気流の組み合わせに起きるものですが、ほとんど見られるものではないですので、何か相当奇跡的な「気流の組み合わせ」というものが存在しているようです。
今年 3月に、以下の記事でアメリカのネバダ州に出現した馬蹄雲をご紹介したことがあります。
しかし、今回のスペインの雲はそれよりもさらに異様な様相を持つ雲だと言えそうな感じです。
以前はほとんど見られなかったこの馬蹄雲が、最近は頻繁に世界中で目撃されるようになったような気はします。
地球の気流が変化していくと、こういう現象も増えていくということだったりするのでしょうかね。